セグラ激闘制す、サルゲロに10回TKO勝ち
2014年4月6日 18時55分
2014年4月6日 17時57分
ダブル世界タイトルマッチのアンダーカードで行われたL・フライ級8回戦は、井上尚弥の弟でプロ2戦目の井上拓真(大橋)がファーラン・サックリンJr(タイ)を3-0判定で下した。スコアは3者とも79-73。
昨年の大みそかに前世界王者の宮崎亮(井岡)を下し、WBA4位など世界4団体で上位につけるファーランに、18歳の日本ミニマム級7位拓真が挑んだ。
3回までは拓真が左フックなどで攻め、長身のサックリンはこれを防ぎながらカウンターを狙う展開。拓真の出入りの速さ、ハンドスピードに翻弄されていたサックリンは4回に前に出た。出入りのボクシングをしていた拓真は接近に応じ、アッパーや右ストレートを決めて試合の主導権を明け渡さなかった。
後半に入ると拓真はペースアップ。ジャブを決め、左ボディブローや右アッパーもヒット。ファーランの右フックを食らうシーンもあったが、完勝と言える内容で世界ランカーを下した。拓真は2勝目。ファーランは23勝15KO3敗となった。
デビューから9連勝中の松本亮(大橋)がバンタム級8回戦で、4度の世界挑戦経験を持つ日本S・フライ級13位の久高寛之(仲里)を3-0判定で下した。スコアは77-75。78-74。79-73。
長身の松本が序盤からジャブとワンツーで試合をコントロールした。久高はなかなかパンチの届く距離に入れず、時折カウンターを狙うものの苦しい展開。4回ゴング間際、打ち合ってようやく見せ場を作った。
5、6回松本の右ストレートがたびたびヒットするようになり、ボディブローも効果的。あとのない久高は7、8回、松本を乱戦に引きずりこむことに成功し、何度かいい右を打ち込んだが、松本も負けじと打ち返して逆転を許さなかった。
無敗レコードを伸ばした松本は10勝8KO。昨年8月オマール・ナルバエス(アルゼンチン)への世界挑戦に続く連敗となった久高は22勝10KO12敗1分。
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