2014年4月6日日曜日

井上、日本最短のプロ6戦目で世界タイトル獲得

 ダブル世界タイトルマッチのメインイベント、WBC世界L・フライ級タイトルマッチは、同級4位の井上尚弥(大橋)が王者アドリアン・エルナンデス(メキシコ)を6回TKOで破り、国内最短記録となるデビュー6戦目で世界タイトル獲得を果たした。

井上、日本最短の6戦目で世界タイトル獲得(ボクシングニュース)

エルナンデスに襲い掛かる井上(右)

 初の世界戦のリングに立った井上は初回早くも鋭い右ボディー・ストレートでエルナンデスにガードを強いる。2回エルナンデスがじりじりと前に来たが、井上は左ボディーをコンビネーションに織り交ぜて優位に立つと、3回は右ストレートを打ち抜く。王者の反撃はステップでかわして強打の左フックをリターンするなど、序盤からエルナンデスを手玉にとった。

 3回に左目上を切り裂かれ、苦しいエルナンデスは5回から決死の打撃戦を仕掛けてきた。井上が左右のフックを食らうシーンもあったが、迎えた6回、接近戦で右ストレートを見舞うとチャンピオンがダウン。立ち上がったものの戦意を喪失しており、レフェリーが試合をストップした。エルナンデスは29勝18KO3敗1分。井上は6勝5KO無敗。

「似合ってますか!? WBCのベルト」と第一声を発した井上。「苦しい場面もあったが、打ち合いは楽しかった」と語り、父の真吾トレーナーに「ありがとう」と感謝した。