2014年5月25日日曜日

真道ゴーが8回TKOでV2、WBC女子フライ級戦

 WBC女子世界フライ級タイトルマッチ、チャンピオン、真道ゴー(クラトキ)対同級11位クレドペッチ・ルックムアンカン(タイ)10回戦は25日、和歌山市の和歌山ビッグウェーブで行われ、真道が中盤からエンジン全開。8回開始直後に集中打を浴びせたところで、レフリーストップ。8回19秒TKO勝ちして2度目の王座防衛を果たした。


 昨年暮れの初防衛戦では強引な打ち合いに出て、2回の終了寸前にダウンを奪われているためか、真道は慎重な滑り出し。じっくり間合いを取って、サウスポー、クレドペッチのスイング気味の左パンチを交す作戦に出た。右へ右へと回るフットワークも軽快。追う足がないクレドペッチのパンチは空を切るばかりの展開が続いた。

 陣営から「そろそろ行け」のサインが出たのは4回から。ジャブからの右ストレートをヒット、スピードで挑戦者を寄せ付けない形に持ち込んだ。6回は連打を浴びせて、守勢に追い込み、7回は動きが鈍った挑戦者をロープに詰めてラッシュ、会場を沸かせると、8回も追い込んで連打。クレドペッチが棒立ちになったところで、試合が止まった。

「左ストレートをもらわないように、右回りの戦法でいきました。きょうは落ち着いて戦えました。もう少し左ジャブを使いたかったのですが、出なかったので、満足していません」と真道。ガウンやトランクスには、真道が指導しているスポーツ苦手の子どもたち約70人の名前が書かれていた。「子どもたちを笑顔にするためには、もっと練習して、強い選手と戦いたい」と防衛に満足することなく、さらなる進化を誓った。原田哲也・クラトキジム会長は「真道は、作戦をしっかり守った。次の防衛戦はメキシコ開催の話もあるが、これからじっくり検討します」と話した。

 敗れたクレドペッチ陣営は「言い訳ではないが、3週間前にバイクに友人を乗せて転倒、右肩を痛めたのが5回以降に影響が出た。でも真道選手は、手数もパワーもあった」と完敗を認めていた。