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2014年11月22日土曜日

ロマゴン41連勝、波状攻撃でフエンテスを6回TKO

 WBC世界フライ級タイトルマッチが22日、横浜国際プールで行われ、王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が挑戦者8位ロッキー・フエンテス(フィリピン)に6回2分12秒TKO勝ちを収めた。3階級制覇王者ゴンサレスは八重樫東(大橋)から奪ったタイトルの初防衛に成功し、無敗レコードを41勝35KOに伸ばした。

 圧倒的不利を予想されたフエンテスだが、2度目の世界タイトルマッチのチャンスを手にし、ただの噛ませ犬で終わるつもりはなかった。初回から力強い右を上下に打ち込んでいったのがその証だ。挑戦者の心意気にこたえたのか、ロマゴンのエンジンが温まるのも早かった。

 ゴンサレスは初回後半から、左のダブル、右アッパーを使ってプレッシャーを強めていった。いつも通り強烈なボディブローも随所に交えた。フエンテスは右のオーバーハンドで対抗しようとするが、たちまちロープを背負わされてしまう。それでも3回に右フックをカウンターで決めて会場を沸かせるなど奮闘した。

 しかしロマゴンの攻撃はどこまでも厚みがあり、相手に休むヒマを与えない。頭を下げれば左右のアッパーで突き上げ、ガードを高く上げれば待ってましたとばかりにボディブローを打ち込んでいく。4回を終わっての採点は3者とも39-37でロマゴン。フエンテスが1ラウンド取ったわけだが(2者は3回を、1者は1回をフエンテスとした)、挑戦者の勢いは次第に衰えていった。

 5回に波状攻撃を見せたゴンサレスは、6回にさらにピッチを上げて仕上げにかかる。左フックから右ストレートを叩き込むと挑戦者のヒザが砕け、右アッパーを追加するとフエンテスが前のめりにバッタリ。これで終わったと思われたが、立ち上がってファイティングポーズを取ると、会場からは拍手が沸き起こる。しかし試合再開後、ゴンサレスが挑戦者をコーナーに詰めてパンチをまとめたところでストップとなった。

 リング上で次の対戦相手を問われたゴンサレスは「井上(尚弥)とは戦いたいが、エストラーダ(WBA・WBOフライ級王者)ともやりたい。どちらか先に私の前に現れた選手とやりたい」と“だれとでも戦う”を強調した。

◇バンタム級10回戦
赤穂亮(横浜光)[KO4回2分32秒]アントニオ・ガルシア(メキシコ)
 世界4団体でランク入りする赤穂が「世界トップクラスの強打者だと証明する」と意気込んで上がったリング。やはり14勝6KO3敗のメキシカンでは相手にならなかった。赤穂はジャブを突きながら静かにスタートを切ったが、2回にボディブローを口火に、左フック、右フックとつなげて最初のダウンを奪う。やはりパワーの差は明らかだ。ガルシアを弱らせた赤穂は4回、コンビネーションでメキシカンを3度キャンバスに沈め、試合を終わらせた。世界再挑戦をアピールした赤穂は25勝17KO1敗2分。