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拳四朗がデビュー3連勝、無敗の長嶺にTKO勝ち

2015年3月26日 19時26分

 東京・後楽園ホールで26日「DAGAN124」が挙行され、アンダーカードのフライ級8回戦は、日本ミニマム級4位の拳四朗(BMB)が2012年全日本フライ級新人王の長嶺克則(マナベ)に7回1分40秒TKO勝ち。無敗ホープ対決を制し、デビューから3連勝(1KO)を飾った。

拳四朗が無敗対決制して3連勝(ボクシングニュース)
拳四朗(右)はホールで実力を見せつけた

 元日本ミドル級、OPBF・L・ヘビー級王者の寺地永会長を父に持つ拳四朗が後楽園ホール初登場で10勝6KO無敗の長嶺と対決。拳四朗は初回からジャブとフットワークで長嶺を翻弄し、右のダブルを打ち込むなど試合をコントロールした。

 距離が遠くパンチの届かない長嶺は、3回に左フックを決めるなど食い下がるが、5回は拳四朗が攻勢を強めて連打で長嶺を追い込んだ。劣勢の長嶺は前に出て逆転を狙ったが、6回には左目上部をパンチでカット。拳四朗は長嶺のアタックをスルスルとかわしながらカウンターを打ち込み、7回に長嶺の傷口が開いて試合終了となった。いつものスピードがなかった長嶺はプロ初黒星。

大塚をワンパンチで沈めた船井

◇バンタム級8回戦
船井龍一(ワタナベ)[KO3回1分39秒]大塚隆太(18鴻巣)
 左でゲームをコントロールしようとする日本S・フライ級10位の大塚をパンチのある同級6位の船井が追いかける展開。1、2回はジャブを突きながらよく動いた大塚がやや優勢。しかし船井は3回に大塚を捕まえ、カウンターの右を一閃。立ち上がろうとした大塚のダメージは甚大で、10カウントとなった。船井は23勝16KO6敗。昨年9月のマルコム・ツニャカオ(真正)戦に続き連敗の大塚は14勝4KO8敗2分。

◇54.5キロ8回戦
中野敬太(KG大和)[TKO4回24秒]戸井健太(三迫)
 日本バンタム級9位の中野と日本S・バンタム級8位の戸井によるランカー対決はスタートから中野が優勢。3回に中野の左フックでグラグラになった戸井はキャンバスにグローブをタッチ。4回開始早々、中野のワンツーが炸裂すると戸井がダウンし、主審が即ストップした。すっかり自信をつけた感の中野は13勝4KO9敗3分。戸井は4勝1KO5敗。

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