2015年3月26日木曜日

JOC杯はミドル級梅村錬の手に 高校選抜決勝

 アマチュアボクシングの第26回全国高校選抜大会兼JOCオリンピックカップは26日岡山武道館で男子8階級、女子3階級の決勝戦を行った。ピン級のライバル対決は、重岡優大(熊本・開新)と松本流星(東京・日出)が今回も最後まで互いに譲らぬ接戦を展開。2-1の判定で重岡が勝ち、両者の通算対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。

“宮崎旋風”は最後まで吹き荒れ、フライ級井上彪、バンタム級井上颯の井上兄弟が勝ったほか、ライト級でも齋藤麗王が森下心一朗(京都・京都学園)に判定勝ちし、日章学園に3人の選抜チャンピオンが誕生した。今大会から初めて採用されたミドル級は、梅村錬(岩手・江南義塾盛岡)が力強いボクシングで制し、昨年の総体、国体に続く3冠目をゲットした。

 今回から女子も3階級のトーナメントが行われ、フライ級並木月海、ライト級菊地流奈は昨年暮れの全日本選手権(ジュニア)に続く優勝を飾っている。各級決勝の結果は以下の通り――。

◇男子
P級 重岡優大(熊本・開新) 判定 松本流星(東京・日出)
LF級 田村拓実(広島・崇徳)判定 田中佳斗(千葉・習志野)
F級 井上彪(宮崎・日章学園)判定 稲元純平(栃木・白鷗大足利)
B級 井上颯(宮崎・日章学園)判定 金子虎旦(東京・日出・通信制)
L級 齋藤麗王(宮崎・日章学園)判定 森下心一朗(京都・京都学園)
LW級 中井龍(兵庫・西宮香風)判定 中勇人(大阪・興國)
W級 原田健太(広島・安芸南)判定 三島康貴(愛知・三好)
M級 梅村錬(岩手・江南義塾盛岡)判定 正木建伸(広島・広陵)
◇女子
P級 三宅菖(香川・高松工芸)TKO1R 仲田輪幸(山梨・甲府商)
F級 並木月海(埼玉・花咲徳栄)判定 桺井妃奈実(大阪・大阪学芸)
L級 菊地流奈(富山・富山西)判定 坂本李(佐賀・杵島商)

 試合後優秀選手が発表され表彰された。最優秀選手賞はピン級の重岡優大、敢闘賞・中井龍、技能賞・井上彪。山根明会長賞には女子ライト級を制した菊地流奈が選ばれた。また、実質MVPに相当するJOCジュニアオリンピックカップは、ミドル級の梅村錬に贈られた。