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2015年5月31日日曜日

リナレスがダウン挽回、ミッチェルをTKOで初防衛

 ロンドンのO2アリーナで30日挙行されたWBC世界ライト級タイトルマッチは、王者ホルヘ・リナレス(帝拳)が指名挑戦者1位ケビン・ミッチェル(英国)に10回TKO勝ち。昨年12月、決定戦で獲得した王座の初防衛に成功した。

 試合は予想通りの激戦。前半リナレスがリズミカルなコンビネーションブローでリード。ミッチェルはカウンターを狙うが、ミスが多い。5回、ミッチェルの左右でリナレスがダウン。カウント8で続行が許されたリナレスに挑戦者は懸命にラッシュ。「止めるのが早い」といわれる英国リングだが、ここでストップがかからなかったのはリナレスに幸いした。

 続く6回にもミッチェルは攻勢をかかけるが、序盤にカットした右目の出血と顔面の腫れが目立ってくる。7、8ラウンド、リナレスが優勢。9回に入るとミッチェルは血で顔面が染まる。それでもスコアカードはミッチェルがリードして迎えた10回、王者の右強打でミッチェルはピンチ。パンチを返して食い下がる英国人だが、リナレスの鋭いコンビネーションを浴びてコーナーに倒れる。起き上がったが、ダメージを考慮したレフェリーがストップした。TKOタイムは2分57秒。

 逆転で初防衛成功のリナレスは39勝26KO3敗。12年9月のWBO同級王者リッキ―・バーンズ(英)戦に続いてタイトル挑戦失敗のミッチェルは39勝29KO3敗。Photo/SUMIO YAMADA