2015年6月8日月曜日

江藤光喜がOPBFフライV2、福本雄基を8回TKO

 OPBF東洋太平洋フライ級タイトルマッチが8日、東京・後楽園ホールで行われ、王者の江藤光喜(白井・具志堅S)が挑戦者12位の福本雄基(三迫)に8回TKO勝ち。2度目の防衛に成功した。タイムは1分39秒。

 IBF4位など世界3団体でランク入りする江藤は世界をアピールしたい一戦だが、先手を取ったのは2010年の日本タイトルマッチ以来、2度目のチャンスに燃える福本だった。初回、離れ際に左フックを2発決め、江藤の足元が一瞬ふらついた。江藤は2回に右ストレートを決めて逆に福本をグラつかせる。しかしこの日の江藤はどこか集中力に欠ける印象。3回はロープを背負い、福本に攻勢を許してしまう。4回は江藤が取り、ここまでの採点は38-38×3だった。

 それでもパンチ力で上回る江藤は5回にパンチで福本の右目上部を切り裂くと、6回にはアッパーを交えたコンビネーションで福本をダウン寸前に追い込む。江藤はラッシュ。福本は崩れ落ちそうになりながら、懸命に反撃してこのラウンドをしのいだ。7回に江藤の右ストレートが決まり、福本はダウンするが、立ち上がって反撃を開始する闘志を見せた。しかし8回、江藤が右を打ち込むと福本がキャンバスにグシャリ。主審が即ストップした。

「今日の内容では胸を張って世界とは言えないけど、絶対に世界チャンピオンになります」とファンにアピールした江藤は17勝13KO3敗1分。福本は17勝5KO10敗。

◇ウェルター級8回戦
斉藤幸伸丸(輪島功一S)[3-0(78-75、80-72×2)]越川孝紀(セレス)
 昨年12月の試合でアーネル・ティナンパイ(フィリピン)にKO負けを喫した日本S・ウェルター級7位の斉藤がアマチュア出身の無敗ホープ越川を迎えた。斉藤は出入りのボクシングでペースをつかみ、単発ながら離れ際に左右のフックを決めるなど終始優勢。越川は3回に偶然のバッティングで頭部から出血するなど、頭を下げて中に入る斉藤の動きに最後まで対処できなかった。再起成功の斉藤は21勝11KO7敗1分。越川は4勝2KO1敗。

◇S・バンタム級8回戦
久我勇作(ワタナベ)[TKO2回1分57秒]高田小次郎(六島)
 日本S・バンタム級2位の久我が初回から左ボディ、左フックで元ランカー高田を圧倒。2回に右を決め、左フックをフォローすると高田がキャンバスに落下。カウント中に主審がストップ。同時にセコンドからタオルが投入された。久我は11勝7KO1敗1分。動きの重かった高田は13勝9KO9敗3分。