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リゴンドウ王座はく奪、ドネアvsフアレスで決定戦か

2015年10月29日 9時58分

 米フロリダ州オーランドで年次総会を開催中のWBOは28日、懸案となっていたS・バンタム級王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ=写真)について、不活動を理由にタイトルをはく奪すると決定した。

 元五輪金メダリストでWBA同級王者だったリゴンドウは2013年4月、WBO王者ノニト・ドネア(フィリピン)に勝利して王座を統一。しかし、その後は3試合しかファイトせず、昨年大みそかに日本で天笠尚(山上)の挑戦を退けて以来、試合から遠ざかっていた。

 こうした状況を憂慮したWBOは10月7日、リゴンドウとプロモーターのカリブ・プロモーションに対し、防衛戦を行わない理由を示すように通達。リゴンドウ側は「我々と戦う意思を持った対戦相手がいない」と試合がしたくてもできない事情を訴え、特例を適用するよう求めたが、WBOはリゴンドウの才能と実績を高く評価しながらも「(9ヶ月以内に防衛戦をしなければならない)ルールを守らず、指名挑戦者との防衛戦を怠った」として、陣営の要望を受け入れなかった。

 これにより、12月11日に予定されている同級1位のセサール・フアレス(メキシコ=17勝13KO3敗)と同級2位ドネア(35勝23KO3敗)の試合が王座決定戦に昇格しそうだ。

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