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フランプトンとクイッグ舌戦、IBFは和氣の挑戦確約

2015年11月17日 10時39分

 来年2月27日に英国マンチェスターで対戦が決まったIBF世界S・バンタム級王者カール・フランプトンとWBA世界同級王者スコット・クイッグが16日、ロンドンでプロモーションを行い、英国人ライバル対決を前に早くも火花を散らした。

舌戦を繰り広げたフランプトン(左)とクイッグ

 英国メディアによると、クイッグ陣営が、フランプトンがアレハンドロ・ゴンサレス(メキシコ)を相手に2度ダウンを喫した7月の初防衛戦を持ち出し「彼がゴンサレス相手に奮戦する姿をみんな笑っていた」と発言。さらには「フレディ・ローチはフランプトンが負けると言っていた」と真偽のほどは不明ながら殿堂入りトレーナーの発言まで持ち出してIBF王者を挑発した。

 フランプトンも負けじと対抗し「私はこの試合を長い間望んでいた。彼らも同じように長い間待ち望んでいたと言ったが、それはウソだ。この試合が実現した唯一の理由は私の前回の試合にある。私のパフォーマンスが悪かったから、彼らは自信を持ったのだろう」とチクリ。今までは怖気ずいていたのに、ゴンサレス戦を見てようやく戦う勇気が出たのだ─と持論を展開した。

 フランプトンは先週の金曜日、自宅に強盗が押し入り、テレビやバッグを盗まれたという。盗難の被害にあって気が立っていた!? いずれにしても両者が果敢に舌戦を演じ、ひとまずはプロモーション成功といったところか。

 なお、IBFはこの試合を統一戦として正式に承認した。同時にこの試合の勝者は90日以内に指名挑戦者と戦わなければいけないとも通達。指名挑戦者である和氣慎吾(古口)がこの試合の勝者に挑戦することをあらためて確認した。Photo/BoxingScene.com

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