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2016年1月20日水曜日

新藤寛之が日本W級新王者、粘る大川を振り切る

 日本ウェルター級王座決定戦が20日、後楽園ホールの「DANGAN150&FIRSTRAIGHT-CUP」のメインイベントで行われ、同級2位の新藤寛之(宮田)が同級1位の大川泰弘(ワタナベ)に3-0判定勝ち。2度目のタイトル挑戦で日本王座をものにした。スコアは96-94、97-94×2。前王者・高山樹延(角海老宝石)が王座を返上して決定戦が行われた。

 日本タイトル初挑戦の大川と2度目の新藤。先手を意識して仕掛けたのは大川だった。長身サウスポーの新藤に対し、低い姿勢で懐に飛び込みボディ攻撃。2回には右のダブルをヒットするなど勝利への執念を見せた。やや後手に回った新藤は3回から右フックをよく合わせるようになり、有効打でジャッジにアピールした。5回を終わってのジャッジは、1人が49-46で大川、2人が49-47、49-46で新藤と大きく割れた。

 前に出る大川、有効打の新藤という構図は後半に入っても変わらない。7回、大川は新藤をロープ際に追んでボディ攻撃で会場を沸かせ、ラウンド後半は新藤が左をきれいに決めて右につなげて歓声を浴びる。新藤は終盤、フットワークも使ってポイントをピックアップ。粘る大川は最終回にノーガードでビッグパンチを振り回したが、逆転はならなかった。

「応援に背中を押してもらった。結果として勝てたことに満足している」と安堵の表情を浮かべた新藤は17勝6KO3敗1分。プロ14年目でタイトル初挑戦失敗の大川は14勝5KO12敗3分。

◇ミドル級8回戦
淵上誠(八王子中屋)[TKO5回2分10秒]美柑英男(渥美)
 元日本&OPBFミドル級王者で現日本同級5位のサウスポー淵上はスピードと手数で美柑を上回った。2回にパンチで美柑の左目上部を切り裂き、ボディブローも効かせた。美柑はビッグパンチで対抗したが、徐々に被弾が増えて最後はストップとなった。昨年8月、西田光(川崎新田)に敗れてからの再起に成功した淵上は22勝13KO11敗。美柑は4連敗で7勝2KO11敗1分。

◇124ポンド8回戦
芹江匡晋(伴流)[3-0(78-75、80-73、80-72)]戸井健太(三迫)
 元日本S・バンタム級王者の芹江が体格差とスピード差を生かし、戸井にボクシングをさせなかった。フェイントを駆使した攻撃も単発ながら有効。手の出ない戸井は後半追い上げを図ったが、最後までパンチが届かなかった。日本ランキング返り咲きの芽が出た芹江は27勝10KO7敗。3連敗となった戸井は4勝1KO7敗。

◇S・ウェルター級6回戦
エルフェロス・ベガ(平石)[TKO4回1分13秒]成田永生(八王子中屋)
 ベガが日本S・ウェルター級11位の成田から1、2、4回にダウンを奪って勝利。ベガは6勝4KO2敗。3連敗の成田は9勝4KO4敗。