2016年4月2日土曜日

石本康隆が大差判定勝ち、日本SB級初防衛成功

 日本S・バンタム級タイトルマッチが2日、後楽園ホールで行われ、WBO世界同級9位にランクされる王者の石本康隆(帝拳)が指名挑戦者の藤原陽介(ドリーム)に3-0判定勝ち。初防衛に成功した。スコアは98-90×3。

 タイトル初挑戦の藤原は好スタートを切ったかに見えたが、石本が2回に右でダウンを奪うと、試合はチャンピオンペースに。石本は先手、先手で攻撃を繰り出し、挑戦者を引き離しにかかった。藤原もよく反撃したが、5回を終わっての採点は49-45×3で石本がリードした。

 石本は6回も攻勢に出たが、藤原は7回にワンツーを立て続けに決めて反撃。石本もダメージを受けたようでクリンチのシーンが増える。バッティングで両者ともにカット。藤原は8回も果敢に攻めて逆転に望みをつないだが、9回に石本の右アッパーを食らってキャンバスに崩れ落ちた。石本は立ち上がった藤原を仕留めようとしたが、藤原も最後まであきらめなかった。リング上で「世界を獲るまでがんばります」とアピールした石本は28勝7KO8敗。藤原は16勝4KO4敗。

◇S・フライ級8回戦
喜久里正平(帝拳)[3-0(79-73、80-73、80-72)]ジェイアー・ディアマ(比)
 サウスポーの喜久里は14年7月以来1年9ヵ月ぶりのリングでOPBFフライ級12位のディアマと対戦。身長で大きく上回る喜久里が距離をキープして終始優勢に試合を進めたが、1発あてたところからつなげられず、見せ場は作れなかった。喜久里は11勝5KO2敗。ディアマは7勝3KO7敗5分。

◇S・バンタム級8回戦
堀池雄大(帝拳)[TKO2回1分52秒]シラパチャイ・シットチャーンシン(タイ)
 シラパチャイの右をもらって初回に左目付近をカットした堀池だったが、2回にボディブローを炸裂させてダウンを奪い、その後2度ダウンを追加して最後はストップ。4連敗中だった堀池はジム移籍初戦に勝利して連敗脱出。戦績は9勝2KO5敗3分。

◇L・フライ級4回戦(東日本新人王戦)
郡司勇也(帝拳)[2-1(39-37、39-38、37-39)]亀山大輝(ワタナベ)
 水戸桜ノ牧常北高で高校選抜ピン級を制した郡司が東日本新人王戦でデビュー。同じくデビュー戦のサウスポー亀山もアマチュア出身で、序盤は亀山が右フックを決めて優勢だったが、郡司はボディブローなどで徐々に亀山を押し込んで何とか小差の判定をものにした。

◇S・バンタム級4回戦(東日本新人王戦)
舟山大樹(帝拳)[TKO3回20秒]飯塚誠(金子)