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2016年5月1日日曜日

ジャックもV2、元王者ブーテと分のいいドロー

 ワシントンDCのもうひとつのS・ミドル級タイトルマッチは、WBC王者バドゥ・ジャック(スウェーデン=写真)が元IBF王者で現在ランク7位のルシアン・ブーテ(カナダ)とテクニカルな攻防を展開。マジョリティードローの裁定ながら、アンソニー・ディレル(米)を攻略して獲得した王座の2度目の防衛に成功した。

 序盤から腹を積極的に叩くジャックが右を顔面へ返してポイントをあげたように見えた。3回、ブーテは右目をカットしたが大事に至らず。中盤から手数が増えたブーテはサウスポーから左フックを繰り出し、コンビネーションへつなげる。だがジャックは随所にうまさを発揮しボディー、顔面に的確なパンチを見舞う。ブーテは途中から声を発してパンチを放つなど気力を出して対処。だが手数のわりにダメージングブローにはならない。終盤ブーテに追い上げを許したジャックだが、優位は動かないように思えた。

 しかし公式スコアは1人が117-111でジャックを支持したものの、他の2者は114-114のイーブン。アナウンスを聞き悔しがるブーテの姿があった。命拾いしたジャックは先に勝ったデゲールの祝福を受け、両者は次戦で統一戦を行う計画となっている。Photo/SUMIO YAMADA