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あすOPBFヘビー級戦、藤本京太郎が2冠目に挑戦

2017年1月13日 17時31分

  あすの「第557回ダイナミックグローブ」の前日計量が13日、JBC(日本ボクシングコミッション)で行われた。メインのOPBFヘビー級王座決定戦は、同級1位藤本京太郎(角海老宝石)が103キロ、同級2位ウィリー・ナッシオ(豪)が118.8キロを計測した。

新年早々に大一番を迎えた藤本(左)とナッシオ

 OPBF王座挑戦は2012年の暮れ以来となる京太郎。「レベルはまだまだとも思いますが、ここで獲らないと先に進めない。今回は勝ちたいという気持ちが一番強い」と決意を表明した。相手のナッシオの体重を聞いて「あの身長で118キロとは。(パワーが)詰まっているんでしょうね」と警戒を強めた。自身は左ジャブとフットワークを使ったボクシングで打倒ナッシオを誓う。

 ナッシオは元ラガーマン。トレーナーは「ストリートファイトで200戦負けなし」と豪語するが、本当だろうか。10勝中9KO(1敗)のパワーはたしかに侮れないが……。試合に備え、京太郎はかつてKOされたソロモン・ハウモノ(豪)を招き、約40ラウンドのスパーリングをこなしている。「最初は怖かったけれど、いいスパーができた」と収穫を語った。

移籍第1戦で渡部(左)は井上と激突

 またセミでは元王者渡部あきのり(角海老宝石)が日本ランカーの井上岳志(ワールドS)と復帰戦に臨む。S・ウェルター級契約8回戦で、渡部は69.8キロ、井上は69.4キロで合格した。

 渡部は一昨年の「最強後楽園」で現ウェルター級王者有川稔男(川島)に敗れ、その後ジムを移籍しての再起のリング。「あすはデビュー戦のような気持ち。また試合をできる環境を与えてもらって感謝しています」と、生まれ変わった心境のようだ。

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