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初防衛戦の京口紘人、レジェンド弟子対決に自信

2017年12月27日 16時37分

 大みそかの大田区総合体育館で指名挑戦者カルロス・ブイトラゴ(ニカラグア)を迎えて初防衛戦を行うIBF世界ミニマム級王者の京口紘人(ワタナベ)が27日、東京・五反田のジムで練習を公開した。

初防衛戦目前の京口、なかなか落ち着いていた

 7月の世界初挑戦でタイトルを奪取してから5か月。世界王者になった自覚から「むしろ前より節制するようになった」という京口は「8割ぐらいは仕上がったので、残り4日で100%の状態でリングに上がれるようにしたい」とまずは最終挑戦の抱負を語った。

 26日に来日した挑戦者のブイトラゴはニカラグアの英雄、世界3階級制覇王者アレクシス・アルゲリョ(故人)の最後の教え子と言われ、京口の敬愛する元4階級制覇王者ローマン・ゴンサレスの弟弟子にあたる。

 レジェンドのDNAを受け継ぐ挑戦者は侮れないが、中学時代に日本のカリスマ辰吉丈一郎の薫陶を受けている京口は「アルゲリョの弟子でも、こちらは辰吉の弟子なので負けないです」と胸を張って宣言。辰吉譲りの左ボディブローを炸裂させる意気込みだ。

ミット打ちでボディを食らい、井上トレーナーは苦悶

 タッグを組む井上孝志トレーナーはこれが4度目の世界戦となる挑戦者について「(気を付けるのは)スピード、足ですね。でも京口みたいなタイプには弱いと思う。ロープに追いこんでしっかり打つ練習をしてきた」と自信の表情。ノックアウト勝利が期待される京口は「倒します」と期待通りKO宣言した。

 試合は田口良一(ワタナベ)vsミラン・メリンド(比)のWBA・IBF世界L・フライ級王座統一戦、木村翔(青木)と五十嵐俊幸(帝拳)によるWBO世界フライ級タイトルマッチを合わせた、トリプル世界タイトルマッチとして行われる。

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