0120_excite_650x150

0120_excite_650x150

2018年2月28日水曜日

世界初挑戦の松本亮、大差判定負けで王座奪取ならず

 WBA世界S・バンタム級タイトルマッチが28日、後楽園ホールで行われ、11位挑戦者の松本亮(大橋)は王者ダニエル・ローマン(米)に0-3判定負け。世界初挑戦を実らせることはできなかった。ローマンは初防衛に成功した。スコアは118-110、119-109×2。

 ガードを高く掲げてリズムをとるローマンに対し、松本はジャブ、ワンツーを繰り出していくが、スタートから優位に立ったのはローマンだった。松本の右をしっかりブロックし、右クロスを合わせて先制。「距離を取ろうと思った」という松本の思惑は早くも崩れた。

 ローマンは2回にも左のダブル、打ち終わりに右ストレートを合わせるなど優勢。ラウンド終盤は打撃戦となったが、ここでも松本は優位に立てない。3回以降、松本は手を出していくのだが、ローマンが右ストレート、左フックをボディに集めてポイントをピックアップする展開となった。

 ボディ攻撃をコンスタントに浴び、顔面にもパンチをもらう松本はタフネスぶりを証明するだけで打開策が見つからない。6、7回はラウンド前半にいい左ボディを決めて攻勢をアピールしたが、いずれもラウンド終盤に倍返しを許してしまう。

 終盤はローマンがややペースダウンしたものの、松本が明確に獲得したラウンドはなし。最終ラウンドもKO狙って前に出たのはローマンで、松本の世界初挑戦は完敗に終わった。

 手数と技巧で上回ったローマンは24勝9KO2敗1分。松本は21勝19KO2敗。試合の模様はフジテレビで3日(土)深夜27時からBSフジで4日深夜26時から放送される。

◇S・ライト級8回戦
平岡アンディ(大橋)[3-0(80-73、80-72×2)]木村文祐(JM・加古川)

 日本S・ライト級13位で日本同級ユース王者でもあるサウスポー平岡が左ストレート、左アッパーで木村を攻めた。平岡は木村を懐に入れさせず、左ストレートを何度もヒットさせたが、そこから詰め切れない。木村も反撃に転じることができないままゴング。平岡は11勝8KOで無敗をキープ。木村は6勝4KO3敗。

◇57.5キロ8回戦
溜田剛士(大橋)[KO5回1分30秒]デッリヤ・クラムールウォング(タイ)

 日本ユース・フェザー級王者の溜田が圧力をかけ、デッリヤが足を使いながら左フック、右を狙っていった。手数の少ない溜田は徐々にピッチを上げ、右と左ボディでタイ人を追い込んでいく。迎えた5回、溜田は左フックでデッリヤをグラつかせると、反撃するデッリヤに右ストレート、左ボディを決めてキャンバスに沈める。タイ人は立ち上がったものの10カウントとなった。溜田は16勝14KO3敗2分。デッリヤは9勝1KO6敗1分。

◇59.4キロ8回戦
岡田誠一(大橋)[TKO3回2分30秒]宮本知彰(アポロ)

 元日本S・フェザー級王者の岡田に対し、元関西学院大主将のサウスポー宮本が左ストレート、右フックで仕掛けていった。しかし岡田は徐々に圧力を強め、3回に右アッパーをみぞおちに決めると、宮本がキャンバスにうずくまる。立ち上がった宮本を岡田が右で倒してフィニッシュした。岡田は21勝12KO6敗1分。宮本は5勝4KO2敗。

◇S・ライト級6回戦
クウエ・ピーター(大橋)[2-0(58-57、59-56、57-57)]出田裕一(三迫)