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杉田聖が市川大樹を返り討ち 富士市の興行

2019年5月20日 9時18分

 駿河男児ジム主催の興行「DESAFIO8」が19日午後静岡県富士市のふじさんめっせであり、8回戦4組を含む計10試合が行なわれた。
 メインのS・フェザー級は、地元の市川大樹(駿河男児)が日本タイトル挑戦歴もある同級日本7位杉田聖(奈良)を迎えてランク入りを狙ったが、11勝9KO(5敗)の強打を誇る市川もこの日は杉田のテクニックの前に力及ばず、5回2分30秒TKO負け。

市川を追い込む杉田(右)。3度目の王座挑戦を狙う

 杉田も敵地の試合とあって立ち上がりから積極的に出た。長身から左ジャブをビシビシ放って試合の主導権を奪い、右ストレートも再三ヒット。市川も時折左フック、右ストレートを決めて杉田を脅かしたが、勝機をつかむことはできない。3回4回と一方的な展開となり、5回の杉田の猛攻に動きが止まったところでマーチン主審がようやくストップをかけた。この瞬間コーナーの市川は力尽きたようにズルズルとフロアーに崩れ落ちた。

 3度目の日本王座挑戦を願う杉田(29歳)はこれで15勝10KO6敗1分。

 セミのS・バンタム級8回戦は、古橋岳也(川崎新田)が最終回にそれまでの劣勢を跳ね返して地元静岡出身の堀池雄大(帝拳)に逆転TKO勝ち。ペースの落ちた堀池に右を決めてダウンを奪い、さらに右を直撃したところでレフェリーストップがかかった。
 
 他の8回戦の結果は、バンタム級の村地翼(駿河男児)はレイモンド・タブゴン(比国)にやや苦戦の末に判定勝ち、バンタム級の船山大樹(帝拳)は三宅寛典(ビッグアーム)に3-0判定勝ちだった。

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