梅津奨利がドローで日本バンタム級王座死守 元王者富施郁哉無念

7日、東京・後楽園ホールの『DYNAMIC GLOVE on U-NEXT Vol.40』セミファイナルで行われた日本バンタム級タイトルマッチ10回戦は、王者・梅津奨利(三谷大和スポーツ)と元王者で1位の富施郁哉(ワタナベ)がフルラウンドを戦った末に1—1(96—94、94—96、95—95)の引き分けに。梅津は初防衛に成功。富施は王座返り咲きがならなかった。試合は第46回チャンピオンカーニバルの一環。

元王者富施と引き分けでタイトルを守った梅津㊧

スタンスを広く取り、長い左ストレートをヒットさせた富施に対し、梅津は距離を詰めて左右ボディーブローで攻める。しかし、接近戦となっても富施はクリンチに逃げず、タイミングよい左右アッパーでボディーを叩いた。

4回、一気に距離を詰めた梅津が左フックをヒット。富施は一瞬腰を落としかけたが、左ストレートで梅津の右目下を腫れさせた。

強引に接近戦に持ち込んで、連打と体の強さで富施を削りにかかる梅津に対し、富施は梅津の入り際に長い左ボディーアッパーを狙う。

5回終了後の公開採点はジャッジ三者とも48—47で二者が梅津支持、一者が富施。梅津が右ストレートを見せておき、返しの左フックを狙いつつ、自ら距離をとって誘うゆとりを見せれば、富施は左ブローの軌道を変えてクリーンヒットを奪う。

7、8回とステップワークを使いつつ、上下へ左カウンターを集めた富施がポイントを挽回したが、梅津は最終盤で圧力を上げて巻き返し、ドロー防衛に持ち込んだ。

梅津(27歳)は13勝9KO1敗3分。富施(27歳)は17勝4KO4敗1分。

■山口友士が日本ランカー西屋香佑を倒す
◇54.0kg契約8回戦
山口友士(三迫)[TKO3回31秒]西屋香佑(横浜光)
日本バンタム級11位の西屋を破った山口が、念願のランク入りを決定づけた。

初回、うまい足運びで西屋をコントロールした山口が、右ストレートでダウンを奪う幸先良いスタート。2回に入り、前進力を強めた西屋だが、山口はクリンチもうまく使いながら対処。3回、ふたたび右ストレートを決めて倒した山口は、立ち上がった西屋に追撃の右。ここでレフェリーが試合を止めた。

プロ入り後、初めて相手をダウンさせ、初のKO勝ちを決めた山口(24歳)は4勝1KO2敗。これまでの試合でタフネスぶりを発揮してきたが、この日は意外な脆さを露呈した西屋(24歳)は8勝6KO3敗。

◇バンタム級6回戦
永里翔(レパード玉熊)[判定3—0(57—56、57—56、57—56]金田翔悟(ワタナベ)

◇S・バンタム級4回戦
小林蓮(RK蒲田)[TKO4回29秒]しゃかりきロビン柊野(SRS)

◇フェザー級4回戦
シオノザキ リョー(松本ACE)[TKO4回34秒]根来飛向(鴻巣茂野)

 

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