藤野零大がWBCユース王座防衛 金沢の試合 

カシミジム主催「拳の嵐」興行が5日午後から金沢市の石川県産業展示館3号館で行われ、メインのWBCユースS・フライ級タイトルマッチでは、チャンピオン藤野零大(カシミ)が挑戦者のジェームス・クラリオン(フィリピン)に6回1分1秒KO勝ちし、昨年8月に獲得した同タイトルの2度目の防衛に成功した。

クラリオンを倒した藤野

藤野(21歳)はこれまで9勝5KO1分。対するクラレオン(20歳)も7勝4KO1分と、立ち上がりは日比の不敗ホープが激突する好勝負が期待された。藤野は11戦目の今回が初の対サウスポー戦だったが、特に戸惑うこともなく、スタートから長く速い左ジャブを送り続けた。3回からは相手を見切ったように自信に満ちた右ストレートを積極的に繰り出した。

最初のダウンは4回、クラリオンの出ばなにきれいに左フックを合わせてキャンバスに沈めた。続く5回は挑戦者も右フックで反撃しかけたが、6回に入ると再び藤野の強打が炸裂して2度ダウンを追加。最後は「フィニッシュは右ボディーでと決めていた」という会心のストレートを突き刺して倒した。クラリオンは立ち上がったものの、しっかり構えられず、飯田主審の10カウントを聞くしかなかった。

久々にあらわれた地元出身のホープ藤野は 「大きなことは言えませんが、目標は世界タイトル。来年に日本タイトルが獲れるよう頑張りたい」と金沢のファンにアピールした。

山本はタイトル前哨戦をクリア

セミのS・バンタム級8回戦は、藤野の同僚、日本S・バンタム級6位の山本愛翔(カシミ)がコムサン・ケーオルアン(タイ)に4回1分41秒TKO勝ちをマークした。終始攻勢に出た山本は3回に1度、4回に2度のダウンを奪ってレフェリー・ストップを呼び込んだ。

山本(20歳)はこれで8勝2KO2敗。次は日本ユースタイトルに挑戦することがほぼ決まりだという。

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