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亀田和毅は敗れる IBFフェザー級2位決定戦 序盤出遅れドラミニに惜敗

2023年10月7日 21時43分

「3150FIGHT vol.7」が7日、東京・大田区総合体育館で開催され、メインのIBFフェザー級2位決定戦は、同級5位の亀田和毅(TMK)が同8位レラト・ドラミニ(南アフリカ)に小差判定で敗れた。スコアは116-112×2でドラミニ、115-113で亀田だった。

軍配はドラミニに上がった

 上背とスピードのある亀田に対し、ドラミニは体を小刻みに揺らしながら素早いフットワークからジャブを放った。スピードは互角。ともに遠い距離からジャブを差し合い、フェイントを掛け合い、なかなか両者の距離が縮まらない。両者ともカバーリングの意識も高く、どちらも決定打が出ない。亀田は持ち味のスピードで圧倒できずに思うような展開に持ち込めない。

 互いに譲らない展開が続く中、亀田は10回にようやくペースアップ。圧力をかけてドラミニを下がらせると左ボディを決め、左フックでドラミニは右目尻から出血だ。11回も亀田が右を決めて優勢。12回も前に出て攻勢をアピールしたが、前半の失点が響いた。

亀田(左)は追い上げたが及ばず

 ドラミニは20勝11KO2敗。亀田は40勝22KO4敗。試合後、亀田は「最初は距離が1個遠かったのがあったけど、ちょっとずつこっちのペースにして中盤から後半は取ったかと思った。判定に言うことはないので自分の負けです」とさばさばと語った。

 IBFフェザー級は王者がルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)。4月に挑戦者決定戦(1位決定戦)に勝利した阿部麗也(KGB大和)が1位にランクされている。

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