May
10
Friday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

19°C Clear
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 井上尚弥と戦ったモロニー兄 フルトン戦予想「フルトンは1、2回を取るかもしれないが…」

井上尚弥と戦ったモロニー兄 フルトン戦予想「フルトンは1、2回を取るかもしれないが…」

2023年7月13日 13時18分

 対戦まで2週間弱となったスティーブン・フルトン(米)vs.井上尚弥(大橋)のWBC&WBO統一S・バンタム級戦は海外メディアからも大きな注目を集めている。その一つ、イギリスのボクシング専門誌「ボクシング・ニュース」は12日、電子版でプレビュー記事を掲載。エキスパートがそれぞれ意見を述べる中、井上と対戦した経験を持つ現WBOバンタム級王者ジェーソン・モロニー(豪州=写真)が試合展開と結果を予想した。

 そこでモロニーは「122(S・バンタム級)初戦の井上にフルトンはいくつかの疑問を投げかけるだろう。彼は滑らかなで狡かつさがあり、いい動きをする。同時にグッドなカウンターパンチャーでスピードがあり、井上にとってはテストの場となる」と王者を評価した。

 だが勝敗予想となると「井上はレベルが違う。スペシャル、とてつもなくスペシャル。井上に一発食らったら、それで相手はのびてしまう。井上が後半ストップ勝ちするだろう。たぶん、8回か9回あたりだろう。フルトンは井上にダメージを与えるパワーがなく、少しずつ劣勢に追い込まれる。彼は1ラウンドか2ラウンドを取るかもしれない。でも、どの瞬間もどのラウンドもパーフェクトに戦わなければならない。その点、井上は1秒で試合を終わらせることができる。パワーのアドバンテージを持っている男は強い」と結んだ。

 モロニーは2020年にラスベガスで井上に挑み7回KO負け。今年5月、ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)との王座決定戦で2-0判定勝ち。3度目の世界挑戦でベルトを獲得した。 Photo by SUMIO YAMADA

Related article
関連記事