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八重樫がベルト持参で裁判所と検察へ、袴田さん支援

2014年1月14日 14時17分

 日本プロボクシング協会の袴田巌支援委員会など支援団体は14日、元プロボクサーの死刑囚、袴田巌さんを救おうと静岡地裁と静岡地検に要請活動を行った。この日はWBC世界フライ級王者の八重樫東(大橋)も参戦し、袴田さんの姉秀子さんらを力づけた。

八重樫がベルト持参で袴田さん支援(ボクシングニュース)
左2人目から新田会長、八重樫、袴田秀子さん

 八重樫は地元横浜から単身静岡まで駆けつけ、袴田さん支援の要請活動に参加。チャンピオンベルト持参で支援者らと一緒に裁判所と検察を訪れ、袴田さんの即時再審開始を求める7万3961人分の署名を提出した。

 静岡県庁で開かれた記者会見で八重樫は「WBCが袴田さんの支援を約束し、今日はWBCのチャンピオンの1人として参加した。袴田さんはプロボクサーの大先輩であり、僕たちの仲間だと思っている。仲間を救いたいという気持ちでいっぱいです。これからもできる限りのことをやっていきたい」とアピール。熱心な語り口に、支援者たちから大きな拍手が沸き起こった。

 裁判のやり直しを求めた袴田さんの法廷闘争は大詰めを迎えており、春にも再審を開始するか否かの決定が出る見通し。13日には輪島功一会長が静岡市内で開かれた全国集会でアピール活動をするなど、ボクシング界の支援も熱を帯びている。

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