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3階級制覇狙うスティーブンソン WBCが無敗マーティンとのライト級王座決定戦指令

2023年8月28日 10時42分

 デビン・ヘイニー(米)が4団体統一王者に君臨するライト級で、WBCは同級2位シャクール・スティーブンソン(米=写真)と同4位フランク・マーティン(米)に王座決定戦の交渉に入るようオーダーした。ESPNなど複数の米メディアが伝えた。

 統一王者ヘイニーは5月にワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)を下したあと、WBC指名挑戦者スティーブンソンとの防衛戦ではなく、WBC・S・ライト級王者レジス・プログレイス(米)との対戦を選択。ヘイニーは同時にライト級王座の保持を希望し、WBCはヘイニーを休養王者にシフトして対応した。

 王座決定戦を巡ってはランキング1位のロマチェンコが戦禍に見舞われる母国ウクライナの事情もあってオファーを受けず、2位イサック・クルス(米)はWBA正規王者ジェルボンテ・デービス(米)との対戦を目指しており、マーティンへの指令となった。交渉がまとまらない場合は9月5日に入札が行われる。

 リオデジャネイロ五輪銀メダリストのスティーブンソン(20勝10KO無敗)は昨年9月、WBC&WBO・S・フェザー級王座防衛戦で計量失格、王座をはく奪された。その後ライト級に進出し、4月に吉野修一郎(三迫)を下してWBC挑戦権を獲得し、3階級制覇に王手をかけている。

 トップランク傘下のスティーブンソンに対し、PBCイベントに出場するマーティンはここまで18勝12KO無敗。エロール・スペンスJrらを指導するデリック・ジェームス・トレーナーに師事し、7月のWBC挑戦者決定戦でアルテム・ハルチュニャン(アルメニア=ドイツ)に勝利した。

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