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チャーまさかのWBAヘビー級レギュラー王者復帰 法廷バトルで勝利

2023年9月5日 9時15分

 長い不活動中もWBAヘビー級レギュラー王者に君臨したマヌエル・チャー(ドイツ)が一度王座をはく奪された後、今月初め王者として再び認定された。複数のメディアが伝えた。

 チャー(34勝20KO4敗=38)は2017年11月、決定戦でWBAヘビー級レギュラー王座に就いたが、ドン・キング・プロモーターとの契約問題がもつれたことなどで3年半もリングに上がらなかった。

 それでもWBAは王者として認定していた。21年5月に復帰したチャーは、その後WBA休養チャンピオンにシフトした後、同年末ついに王座はく奪を通告された。チャーは昨年いずれもドイツで2度リングに上がっている。

 しかしその後もWBAとキング氏に対して法廷訴訟に持ち込み、チャーは正当性が認められたもよう。昨年、チャーの王座を受け継いだトレバー・ブライアン(米)を倒してベルトを獲得したダニエル・デュボア(英)が先月、ヘビー級3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)に敗れて無冠になった。ウシクvs.デュボアはWBAが促進する王座減少政策の一環だったが、チャーの復帰でまたしても王者が増えてしまった。

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