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暫定王者の重岡優大 WBCミニマム級正規王者パンヤKOを宣言 10.7弟の銀次朗とW世界戦

2023年9月6日 14時05分

 10月7日の東京・大田区総合体育館「3150FIGHT vol.7」でダブル世界タイトルマッチに挑むワタナベジムのミニマム級世界暫定王者兄弟、重岡優大&銀次朗が6日、都内で記者会見に臨んだ。

重岡優大は気合いの表情

 4月にWBCミニマム級王者パンヤ・プラダブスリ(タイ)に挑戦するはずだった優大はパンヤのインフルエンザ感染で代役のウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)に勝利。WBC暫定王者という肩書きを得て、仕切り直しで正規王者パンヤに挑戦する。

 パンヤは6月に田中教仁(三迫)と防衛戦を行ったこともあり、待たせれた形の優大(7勝5KO)は「初めて聞いたときはいろいろな心境もあったけど、過ぎたことに興味はない。WBCから指令がきて、どっちも逃げも隠れもできない。日時も場所も決まっている。田中選手とやったとか、インフルエンザとかは関係ない。どっちが正規の王者かを決めたい」と清々しい表情で語った。

 さらに優大は「この試合でさらにレベルアップして強くなるだけだと思っている。暫定チャンピオンというのに一番すっきりしていないのは僕。自分がチャンピオンになったという自覚もない」と暫定の肩書きを捨て去る決意を表明。試合内容を問われると「KOします。長丁場でも勝つけど、KOを目指します」と豪腕炸裂を予告した。

 一方、リモートで会見に出席した王者パンヤ(40勝24KO1敗)は田中戦について「試合から遠ざかっていたので調整的な意味でも1試合、世界戦を挟みたかった」と選択試合を行った理由を説明。試合については多くを語らなかったが、「パンチ力があるのでそれには気をつけたい」と優大の警戒ポイントを明かした。

 3150FIHGTのプロモーター、亀田興毅はこの試合をミニマム級としては破格の21万3000ドルで落札し、今回のイベントへの熱意を証明。「これ(ダブル世界タイトルマッチ)以外にも充実したカードが用意できている。10月7日は幕の内弁当」と語り、幕の内弁当を手に得意のパフォーマンスを見せた。

亀田氏は幕の内弁当を持つパフォーマンス
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