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IBFミニマム級暫定王者の重岡銀次朗 けがから復調 10.7因縁リマッチで正規王座獲得へ自信

2023年9月6日 14時28分

 10月7日に東京・大田区総合体育館で行われるダブル世界タイトルマッチで、重岡兄弟弟、重岡銀次朗は1月に無効試合となったIBF王者ダニエル・バジャダレス(メキシコ)との因縁リマッチに挑む。銀次朗は6日、兄の優大とともに都内で開かれた記者会見に出席し、試合への意気込みを語った。

兄弟で正規王座獲得へ

 銀次朗(9勝7KO1無効試合)は1月、バジャダレスに世界初挑戦挑戦したものの、偶然のバッティングでバジャダレスが試合続行不可能となり、まさかの無効試合で涙をのんだ。4月にレネ・マーク・クアルト(比)を下して暫定王座を獲得。8月にバジャダレス再挑戦が決まったが、これは自身の脚のケガで延期となり、紆余曲折をへての因縁リマッチとなる。

 治療期間もフィジカルトレーニングは欠かさず、現在では軽くランニングができるようになったという銀次朗。試合展開を問われると、「1ラウンド目から打ち合いになるとは思っていない。バジャダレス選手は頭が危ないのでそこも冷静に戦いたい。4月の試合でも1ラウンド目にダウンした。もっと冷静に戦わないといけない。1ラウンド目から着実にプレッシャーをかけてつぶしたいと思う」と試合をイメージした。

 1月の試合で頭がぶつかり、戦意喪失気味に見える振る舞いを見せたバジャダレス(26勝15KO3敗1分)はリモートで会見に出席し、「試合が決まって何より満足。プロモーターやマネジャーにこの試合を決めてほしいと頼んでいた。白黒をつけたい」と闘志を見せた。

銀次朗もKO宣言

 気になるバッティングについて銀次朗は「気をつける」以外に特に対策をしていないそうだが、4月の試合以降もレベルアップを図ってきたことが「自分のボクシングをすれば勝てる」という自信につながっているのだろう。

「1ラウンド目から落ち着いて戦うんですけど、倒すパンチを打とうと思っているので。タイミングがあれば1ラウンドでも2ラウンドでも倒すし、すべて冷静にリング上で判断しようと思う」と語り、兄と同じようにKO勝利を予告した。

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