西日本新人王決勝は10日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第2競技場で行われ、ミニマム級からミドル級まで12人の西日本新人王が決まった。12人は10月8日、岐阜市で行われる中日本新人王、西部日本新人王が対戦する地区対抗戦の勝者と西軍代表決定戦（11月12日・エディオンアリーナ大阪第2競技場）で全日本新人王の出場をかけて戦う。全日本新人王は12月23日、東京・後楽園ホールで開催される。

　2階級で棄権があり、10試合が行われた。MVPは2回に右アッパーでダウンを決めてTKO勝ちしたフライ級、宮地龍喜（ミツキ）が獲得、敢闘賞は1回に左ストレートでダウンを奪い、判定勝ちしたL･フライ級、寺下列（エスペランサ）、技能賞はダウンの応酬を制したS･ライト級、宮川竜成（尼崎亀谷）が受けた。

　ミドル級優勝の冨永一希（仲里）、ウェルター級で優勝の冨永大希（仲里）は日本拳法出身兄弟ボクサー。

◇ミニマム級
上田るか（石田）［3-0（40-36、39-37×2）］宮川 晟 （升田）

◇L･フライ級
寺下列（エスペランサ）［3-0（39-37、39-36×2）］國川晃斗（井岡）

◇フライ級
宮地龍喜（ミツキ）［TKO2回1分25秒］合田怜央（VADY）

◇S･フライ級
中上勝一朗 （江坂）［中止］森本竜馬 （KWORLD3） ＝森本棄権、中上が西軍代表決定戦進出

◇バンタム級
森口山都 （クラトキ）［3-0（39-37、40-36×2）］長岡嶺 （石田）

◇S･バンタム級
田甫吉駿 （森岡）［中止］友良瑠偉斗（真正）=友良棄権、田甫が西軍代表決定戦進出

◇フェザー級
眞木健多（真正）［2-0（38-38、39-37、40-36）］北園龍一（グリーンツダ）

◇S･フェザー級
小松直人（森岡）［3-0（40-36、39-37）］北田章太（KWORLD3）

◇ライト級
森島大輝（陽光アダチ）［TKO2回2分43秒］五十嵐 義貴 （井岡弘樹）

◇S･ライト級
宮川竜成（尼崎亀谷）［2-0（37-37、38-36×2）］檜皮田知（KWORLD3）

◇ウェルター級
冨永大希（仲里）［TKO3回1分］御荘政弘 （グリーンツダ）

◇ミドル級
冨永一希（仲里）［TKO3回2分43秒］永岡大聖（ヨシヤマ）