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寺地拳四朗が世界戦13勝目へ、中谷潤人は世界戦5連続KO狙う 予想は2王者が有利

2023年9月17日 16時30分

 18日有明アリーナで開催される「Prime Video Presents Live Boxing 5」の前日計量を終えた出場選手がコメントを発表した。

寺地とブドラーのフェイスオフ

 今回もアマプラ興行のメインイベンターを担うWBA&WBC世界L・フライ級王者の寺地拳四朗(BMB)はリミットを300グラム下回って計量に合格。「体重も順調に落ちてストレスなく落とせた」と振り返るように肌つやも良く、コンディションは良さそうだ。

 寺地が勝てば世界戦通算勝利数は13に伸び、山中慎介、長谷川穂積と並んで日本歴代4位となる。世界王者としてベテランの域に入ってきた寺地は「焦らず自分のペースで戦えば絶対に勝てる。楽しみにしていてください」と余裕のコメントを発した。

 35歳のブドラーは18年大みそか京口紘人(ワタナベ)にWBA・L・フライ級王座を奪われて以来、およそ5年ぶりの世界タイトルマッチで王座返り咲きを狙う。海外ブックメーカーの出しているオッズは8-1程度で寺地の有利となっているが、「心も体も準備ができている」とブドラー。写真撮影後は自ら寺地に握手を求め、豊富なキャリアを感じさせた。

計量クリアでポーズをとる中谷

 計量会場に現れた中谷は目がくぼんで減量の厳しさを感じさせながら、100gアンダーで一発クリアはさすが。世界王座獲得から世界戦は4連続KO勝利中で、今回KO勝ちすると内山高志の5連続KOと並ぶ世界王座奪取からの連続KO記録で1位に並ぶ。「あすは心技体すべて万全にして最高のパフォーマンスを発揮します」とのメッセージをファンに届けた。

 世界初挑戦のコルテスはこの日も緊張を感じさせずリラックスした表情。こちらのオッズも12-1でチャンピオンが大きくリードしているが、「15年ボクシングをやってきて迎えたチャンス。家族にいい機会を与える機会だ」と番狂わせに闘志を見せた。

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