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世界挑戦を前に山田が王者小関とスパー

2014年1月23日 0時21分

 2月9日韓国春川でWBO世界ミニフライ級王者ホン・ソヨン(韓国)に挑戦する山田真子(博多協栄)が22日上京し、いきなり東京・早稲田の青木ジムでWBC世界アトム級王者小関桃(青木)とスパーリングで手合せした。

女子の山田が王者小関とスパー(ボクシングニュース)
小関(右)と手合せした山田

 山田はキックから転身した気持ちの強いファイター。世界王者相手のスパーはこの日が初めて。しかも12度防衛中の小関とあって「スパー前は相当緊張していた」と付き添いの父・記義さん。4Rのスパーでは、サウスポーのチャンピオンに対し右ストレートを合わせるなどハートの強さをみせたが、そこは経験豊富な小関。すぐに山田の意図を察し、接近戦の中でも老獪に相手のブローを外しつつ左を的確に決めていた。山田は4日間の予定で青木ジムに通い、小関とスパーを続ける。

 なお敵地韓国での世界挑戦については「アウェイはキックの頃から何度も経験しているので気にしていない」と父・記義さん。本人も「(王者ホンが)自分を選んだことを後悔させてやります。1RからKOを狙っていく」と強気だ。山田(19)は福岡県出身。6戦全勝2KO不敗。

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