DANGANは12月14日に後楽園ホールで開催する「DANGAN262」の対戦カードを発表した。メインは日本S･フライ級王者の高山涼深（ワタナベ）が挑戦者13位の中村祐斗（市野）と2度目の防衛戦を行う。

　法政大出身のサウスポー高山は今年6月、川浦龍生（三迫）との王座決定戦を制して戴冠し、初防衛戦では前WBOアジアパシフィック王者の村地翼（駿河男児）にTKO勝ち。デビューから7連勝（6KO）の高山はいま最も勢いにあるチャンピオンの一人だ。

　決して平坦ではないキャリアを歩んで来た中村（12勝9KO7敗2分）は18年に日本ユースS･フライ級王座を獲得して1度防衛。直近の試合は4月で、元ミニマム級世界王者の宮崎亮（KWORLD3）にTKO勝ち。勢いに乗って初の日本タイトルマッチに挑む。

　セミでは前日本ライト級王者の宇津木秀（ワタナベ）が4月、日本王座陥落以来となる試合に挑む。同級8回戦で相手は柳堀隆吾（花形＝10勝1KO2敗）。宇津木（12勝10KO1敗）は4月の試合で仲里周磨（オキナワ）に3回KO負けで3度目の防衛に失敗。現在日本12位にランクされており、再起戦は同9位の柳堀とランカー対決となる。