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井上尚弥がS・バンタム級4団体統一戦に向け短期集中合宿終了 フィジカル+初めてスパーも導入

2023年11月10日 21時52分

 12月26日(東京・有明アリーナ)にS・バンタム級4団体統一戦を控える同級2団体王者の井上尚弥(大橋)が6日から横浜市内のジムで行っていたフィジカル合宿を10日終了。その模様が大橋ジムより届いた。

井上(右)は八重樫トレーナーとフィジカルトレーニング

 マーロン・タパレス(フィリピン)との4団体統一戦に向け、井上はこの日、エリック・ロブレス(メキシコ)と6ラウンドのスパーリングを消化。その後、八重樫東、鈴木康弘トレーナーの指導のもとフィジカルトレーニングを行った。

 その内容は15秒間のサンドバッグ連打、20秒間の腕立て+ジャンプしながらシャドーパンチ4連打、10秒間のバランスボールの全力押し、15秒間の1発強打サンドバッグ連打――を60秒1セットにしてメニューを5セット。

 他に太田光亮トレーナーとのミット打ちを3セット、全力でエアロバイクこぎなどをこなしてこの日のトレーニングを終えた。

 今週はフィジカルトレーニングに加えて3度のスパーリングも行った井上は「集中合宿でスパーリングを入れたのは初めて。週3回にしたのはより負荷をかける意味がある。今週のスパーリングは疲れがたまった状態でやったので、なかなか自分の思うような動き、疲れがたまっていてできないところもあった。来週からは納得いくような内容にしていきたい」とのコメントを発した。

 来週からは「タパレスをイメージして練習に入っていく流れ」ということで、より試合に向けた対策を行っていく見通し。井上は「体調、あとはけが」と語り、細心の注意を払って来たるべき大一番に備えようとしている。写真=大橋ジム提供

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