インタビュー:王者中谷潤人がいま考えること ビート12月号より
2023年11月15日 16時34分
2023年11月15日 10時30分
12月26日、東京・有明アリーナでWBC&WBO統一S・バンタム級王者の井上尚弥(大橋)との4団体統一戦を控える同級WBAスーパー&IBF統一王者マーロン・タパレス(フィリピン)がラスベガスのキャンプから母国フィリピンへ移動。バギオ市でトレーニングを実行している。
タパレスは8日、ラスベガスからロサンゼルス、マニラ経由でバギオ市に到着。マニラから車で4時間強の同地は標高1540メートルにあり、フィリピンのアスリートたちの高地トレーニング地として有名。これまで6階級制覇王者マニー・パッキャオもキャンプ場所として利用した。
到着日にエルネル・フォンタニーヤ・トレーナーの下で練習を開始したタパレスは11日にスパーリングを再開。同日はフィリピンのホープ、ヘルラン・ゴメス(WBCアジア・バンタム級シルバー王者)、ジョン・ジョン・エストラーダ(7月日本で渡邊海と対戦)と計6ラウンド手合わせした。
「彼は初日から素晴らしいスパーリングを披露した」(フォンタニーヤ・トレーナー)、「パンチがまったく当たらなかった」(ゴメス)と出だし好調なタパレスには明日15日からWBCバンタム級1位ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)がスパー相手として合流する。
また東京五輪フライ級銀メダリストのカルロ・パアラム、アマチュア時代に現OPBFフェザー級王者堤駿斗(志成)に勝っているイアン・クラーク・バウティスタ(ともにフィリピン)らのエリートアマもタパレスをサポートする予定。
万全の体制で打倒モンスターを目指すタパレスと陣営は12月中旬、日本へ旅立つ予定になっている。
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