“女王”晝田瑞希が圧巻の6回TKO勝ち WBO女子S・フライ級V2
2024年1月12日 21時09分
2024年1月12日 20時37分
IBF女子アトム級タイトルマッチが12日、後楽園ホールで行われ、挑戦者の山中菫(真正)が王者の岩川美花(姫路木下)に3-0判定勝ちで新王者となった。スコアは96-94、97-93、99-91。岩川は初防衛に失敗した。
左ボディストレートで潜り込み右フックのサウスポー山中。これに対処する岩川は左右スイッチを使って右を叩く。初回は挑戦者山中が連打で押さえたが、王者岩川も山中のプレスが単調になると即座に上下に手数を集めて譲らない。
4回、入り方にアレンジを加えた山中が右フック、左ストレートで岩川を後退させる。しかし勢いづいたところに岩川も右カウンターを決め、山中がクリンチ。5回も山中の集中打があったが、岩川も手を返して致命打を避ける。
試合は若い山中のパワフルな攻撃が目立ったが、岩川も鼻血を流しながら脱力した動きで対抗し、左右のパンチを繰り出し続ける熱闘。最終10回は互いに引かず、激しくパンチを交換して試合終了のゴングが鳴った。
これで兄竜也とともに日本初の兄妹世界王者が誕生。22歳の山中は「少し近づくことができた? はい。これからも頑張ります」と新チャンピオンの抱負を述べた。山中は8戦全勝3KO。初防衛に失敗した40歳、岩川は12勝4KO7敗1分。
◇WBOアジアパシフィック・ミニマム級タイトルマッチ8回戦
中野真由美(中野サイトウ)[2-0(77-75×2、76-76)]吉川梨優那(ディアマンテ)
◇WBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定6回戦
ぬきてるみ(真正)[TKO6回17秒]モニカ・シング(インド)
◇フライ級6回戦
福家由布季(三迫)[2-0(58-56×2、57-57)]柳尾美佳(花形)
観衆=880人
2025年4月16日 16時10分
2025年4月16日 12時42分
2025年4月15日 17時06分
2025年4月14日 8時57分
2025年4月13日 14時47分
2025年4月13日 11時09分