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兄弟同時世界王者の重岡優大&銀次朗 3.31名古屋ダブル世界防衛戦 ABEMAでPPV放送

2024年2月5日 14時40分

 WBCミニマム級王者の重岡優大(ワタナベ)とIBF同級王者の重岡銀次朗(同)が3月31日、名古屋国際会議場イベントホール「トップPresents 3150FIGHT vol.8」でそろって防衛戦を行う。優大はWBO王者でWBC6位のメルビン・ジェルサレム(フィリピン)、銀次朗は同級9位アルアル・アンダレス(フィリピン)が相手。5日、記者会見で発表された。

重岡銀次朗(左)と優大

 銀次朗は昨年1月、IBF王者ダニエル・バジャダレス(メキシコ)に挑戦したものの、偶然のバッティングで試合続行不可能となり、無効試合となった。その後、暫定王座に就き、10月にバジャダレスを下して正規王者に昇格した。

 会見した銀次朗(10勝8KO1無効試合)は「(アンダレスの)前回の試合が頭で終わっているので怖さは少しあるけど、バジャダレスよりは危なくないと思っている。そうなる前に決着をつけたいと思う」と話し、バジャダレス戦でバッティングに気をつけた経験が今回の防衛戦に生きるという考えだ。

 リモートで会見に出席したアンダレス(14勝6KO2敗3分)は22年5月、後楽園ホールで小浦翼戦、昨年10月の元WBO王者ウィルフレド・メンデス戦と続けて負傷ドローに終わった。銀次朗の心配はこのあたりにあるのだが、アンダレスは「積極的に前に出て戦おうと思う」と自身のボクシングを貫く構え。「バッティングには注意して戦う。必ずベルトをフィリピンに持ち帰る」と意気込みを述べた。

 ジェルサレムは昨年1月、谷口将隆(ワタナベ)を右一発でKOして王座を奪った。優大(8勝5KO)は「(相手は)一発でKOするパンチ力があると思う。スタイルやタイミングも独特のいい意味でのクセがあて、スパーリングをたくさん積まないといけないと思った。しっかり対策して臨みたい。もちろんKOしか狙っていない」とKOを予告した。

 谷口戦後に日本人女性の彼女ができたというジェルサレム(21勝12KO3敗)は「WBCは2度目の挑戦(17年にワンヘン・ミナヨーティンに判定負け)なので気持ちが入っている。勝って彼女にプライスを与えたい」と言葉を弾ませた。

 3月31日、イベントのメインは元2階級制覇王者、亀田和毅(TMK)とIBFフェザー級2位レラト・ドラミニ(南アフリカ)のダイレクトリマッチ。ほかにマッチルームボクシングが主催する「プライズファイター」ミドル級トーナメントも4試合(うち1試合はに日本タイトルマッチ)行われる。

 ほかに発表されたのは竹嶋宏心(KWORLD3)と英豪(LUSH緑)のライト級8回戦。さらに日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(KWORLD3)の試合、アマ出身の森脇龍星(同)のデビュー戦も予定されている。

イベントの模様はABEMAでPPVライブ配信される。前売り価格は税込み3150円。試合開始は13時30分の予定だ。「プライズファイター」はDAZNで世界に配信されるが、その他の試合がDAZNで配信されるかはまだ決まっていない。

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