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フューリーに何があったのか、5月に延期されたヘビー級統一戦 ビート3月号より

2024年2月16日 11時19分

 2月17日(日本時間18日)サウジアラビア・リヤドで開催されるはずだった世界ヘビー級4王座統一戦が5月18日に延期されることになった。WBC王者のタイソン・フューリー(イギリス)がスパーリング中に右目上を深くカットしたため。WBA・IBF・WBO王者のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)は代役を立ててリヤドのリングに上がる話もあったが、結局興行全体が延期されることに。本来なら本誌もここで「地上最強」の座をめぐる争いを大々的にプレビューするつもりだったが、急遽予定変更。本誌締切時点までの情報を整理してみる。《ボクシング・ビート3月号より》

3ヵ月の延期となったヘビー級戦 photos/Top Rank

 試合が正式に延期され、新スケジュールが発表された2月3日、フューリーはリヤドで5週間のキャンプを行っていたと明かした。逆算すると年明けからだ。アルコールが厳禁のサウジアラビアでビール好きのフューリーがよく我慢したものだと思うが、粉骨砕身の心構えで取り組んでいたのだろう。

 一方のウシクはスペイン・バレンシアの隠れ家的な場所で調整を図っていた。こちらはほとんど情報が公開されていなかったが、英国紙「ザ・ミラー」によると、フューリー対策で呼んだ大柄なスパーリングパートナー5人全員がウシクに打ちのめされてスペインを去ったという。1月末の話である。

 スパーリングにまつわる話はフューリーにもあった。サウスポーのウシク対応策として招へいされたのがIBFクルーザー級王者だったジェイ・オペタイア(豪州)。12月23日にリヤドで開催された試合の直前にベルトを返上したオペタイアだが、フューリー×ウシクの前座で元王者マイリス・ブリーディス(ラトビア)との再戦(王座決定戦)が組まれていた。

 そのオペタイアと5ラウンドだけ手合わせしたフューリーが、ダウンを喫したという噂が瞬く間に広まった。裏付けになったのは、ウシクとスタイルが似ていてメインパートナーを務めるはずだったオペタイアがすぐに豪州へ帰国したこと。「フューリー陣営に警戒されたに違いない」という憶測が飛び交った。

 もっともオペタイアは「リヤドのキャンプはフューリー以外みんなサウスポー。(オーソドックスの)ブリーディス対策にならない」という明白な理由があったのだが……。

 総合格闘技家フランシス・ガヌー(カメルーン)とのボクシングマッチでダウンを奪われたフューリーの姿から「あり得る話」と受け取られたのは事実だ。今回オッズでは5-4または11-8、ウシク1.1倍と有利だったフューリーだが、不吉な気がしたのだろうか。..

 記事全文は発売中のボクシング・ビート3月号に掲載しています。

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