S・ライト級2冠王者の永田大士 6.7フェニックスバトル・ソウルで防衛戦
2024年3月23日 13時11分
2024年3月23日 9時15分
22日(日本時間23日)、イタリアのコッレフェッロで行われたWBCシルバーS・フェザー級タイトルマッチは、挑戦者でWBC5位の力石政法(LUSH緑)が王者でWBC6位のマイケル・マグネッシ(伊)に12回2分34秒TKO勝ち。8回終了の時点で4点差を付けられる劣勢ながら、最終回に2度のダウンを奪って相手をストップする劇的な勝利だった。
序盤からマグネッシの仕掛けるハイピッチなパンチの応酬となった試合。マグネッシは頭を動かして力石に迫り、右オーバーを打ち込んで強引にペースを引き寄せにかかる。力石もパンチにスピードがあるがロープを背負うなど押され気味。4回には右ガードの隙をマグネッシに左フックで狙われ、足元が怪しくなった。
この回終了時でジャッジ2人はマグネッシのフルマーク。中盤も力石は動きと気持ちの張りをキープしつつも主導権を奪うには至らない。力石がサウスポーの右ジャブをヒットしてさばく場面もある一方で、マグネッシにはスイッチを使ってプレスに変化をつける巧さもあった。
力石は鼻血を流し、9回にはマグンッシの右で2度のけぞる。インターバルで8回終了時の途中採点がアナウンスされ、やはりジャッジ全員がマグネッシの4点優勢としていた。
しかし劣勢の力石は諦めず、10回に右フックのカウンターでチャンスをつかむ。マグネッシはこのピンチを打ち合いで抑え込もうとしたのがに裏目に出た。力石はさらに右フック、右アッパー、左ストレートと強打を何発も叩き込んだ。
11回こそサバイバルしたマグネッシだが、ダメージは深かった。12回、力石の右フックでダウンすると、再開後に左ストレートで再びキャンバスへ。見るからに限界が近く、最後はロープを背に力石の連打を受けてストップされた。
まれに見る逆転勝利でシルバー王座を獲ると同時に世界挑戦に前進した力石は15勝10KO1敗。マグネッシは23勝13KO2敗。
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