本番を明日に控えたＯＰＢＦ・Ｓ・フェザー級タイトルマッチ、今日タイ・バンコク市内のホテルで計量が行われ、王者ジョムトーン・チューワタナ（タイ＝左）がリミットで、挑戦者ロナルド・ポンティリャス（フィリピン）はアンダーで計量をパスした。

　ムエタイのスターから転身して注目されるジョムトーンは日本でも鮮烈なＫＯ勝ちを見せて知られる存在。韓国での衝撃的なＫＯ勝ちでＯＰＢＦ王座を奪取し、前回中国で行われたＷＢＣアジアコンチネンタル王座決定戦はフィリピン人選手に判定勝ちで２冠目を獲得している。

　対するポンティリャスは２０１１年に日本で仲村正男を１ＲＫＯで倒してＯＰＢＦタイトルを奪取した。ベルトは敵地韓国で不運な負傷判定負けを喫して失ったが最近2試合はアウェー日本で連勝と波に乗る強豪。アジアの１３０ポンドの頂点を争うにふさわしい注目カードとなっている。この試合は指名試合で、明日8日バンコク北部の会場で午後3時過ぎから行われる。