すみだボクシング祭り2024盛り上がる プロアマのトップ選手がゲスト参加
2024年5月19日 0時37分
2024年5月18日 22時04分
18日夜、後楽園ホールの日中タイ友好親善試合のメインを務めた日本フェザー級7位の中野幹士(帝拳)は、タイのサタポーン・サアートに7回1分32秒TKO勝ち。全勝レコードを10(9KO)に伸ばした。
サウスポーの中野は左ボディなど初回から強打のタイミングが合っており、2回には右フックでサタポーンがグラリとしてクリンチ。
早々に優位に立った中野はその後もサタポーンをヒットし続ける。3回にも左アッパーでサタポーンを後退させ、まとめ打ち。KO決着の期待が高まったが、サタポーンは中野の強打に耐え続けた。
中野は4回、右ジャブでアウトボクシングをしたり攻撃にアレンジを加えるものの、それでもサタポーンは頑張り、右を放って抵抗。しかし迎えた7回、サタポーンと距離が詰まったところで中野が左ボディ。
「流れで出たもので感触はなかった」と中野が振り返ったパンチだが、虚を突かれたタイのタフガイはたまらずダウンした。立ち上がったサタポーンに中野は猛攻。ボディを攻め相手に守らせてから顔面に連打してマーチン主審のストップを呼び込んだ。
試合後「本当にタフだった」とサタポーンについて語った中野。左ボディなどハードパンチを何発も当てつつも「決め方が分からなかった」と漏らした。「手ごたえのあるパンチはありましたが、(サタポーンを)絶妙に芯を外していました」「もっとスカッと勝ちたかった」と語っていた。サタポーンは13勝8KO2敗。
◇S・ウェルター級8回戦
ヅアン・ファン(中)[判定2-1]玉山将弥(帝拳)
約1年半ぶりの再起戦となった玉山はヅアンの手数に後手に回り苦しい立ち上がり。主導権を奪えず、左ボディや右の1発を好打してもヅアンの軽打を5発返されるような展開が終始続いた。終盤は前に出て右をねじ込んだりしたものの、ヅアンはロープを背負いながらも相変わらずこつこつと右アッパーなどを打ち続けた。判定は割れたとはいえヅアンの勝利は明白に見えた。日本S・ウェルター級1位にランクアップしていた玉山だが、これで3連敗に。14勝8KO5敗。ヅアンは7勝4KO1敗1分。
◇フェザー級6回戦
ダウス・リテ(中)[TKO2回1分42秒]上野永吉(ワタナベ)
2025年4月21日 8時18分
2025年4月21日 8時08分
2025年4月20日 20時30分
2025年4月20日 10時36分
2025年4月20日 10時08分
2025年4月20日 8時41分