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WBAフライ級王者のユーリ阿久井 地元岡山で大忙し 祝賀会、一日警察署長、スポーツ大賞…

2024年6月15日 9時31分

 5月に初防衛を果たした岡山在住のWBA世界フライ級王者、ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が、相変わらずのご当地ヒーローぶりだ。警察署から特殊詐欺撲滅のポスターに起用され、12日には一日署長として広報活動にも参加。13日には祝賀会を催され、多忙ながら充実したチャンピオンライフを過ごしている。また、新たな表彰も決定した。

 ポスターは阿久井が住む同県玉野市を管轄する玉野署がA2判サイズで300部作成。王座防衛にかこつけて「特殊詐欺から 自己防衛」などと入り、市内の公共施設などに今月初旬から掲示されている。同署生活安全課の清板大和巡査長が高校は違えど阿久井とは同級生で、ボクシング選手として旧知の間柄でもあったことから実現した。

 その流れで一日署長へと話が進み、市内の大型スーパーで委嘱式を実施。同署の東賢治署長からタスキをかけられた”阿久井署長”は「僕の初防衛成功には多くの方の協力があってからこそだが、でも最終的にそれを実行したのは自分自身。なので特殊詐欺から身を守るのも、最終的には自己の防衛意識です」などと説得力のある訓示を集まった市民らに行った。

 続いて「特殊詐欺をKO」の意味を込めてミット打ちも披露。これを受けた清板巡査長もかつての全国大会経験者とあり、世界を制したコンビネーションブローにも難なく対応して見せた。最後は最近の犯行手口などが紹介されたチラシ類を買い物客らに配って注意喚起をするとともに、握手や写真撮影にも笑顔で応じていた。

 生業が警備員とあって敬礼姿もさまになっていた阿久井。一日署長は日本王座獲得から間もない令和2年1月に倉敷署から委嘱されて以来2度目だが「やはり世界王座のおかげか、寄ってこられる人の数が前回とは全然違いますね」と感想を語っていた。

 一方、祝勝会は阿久井の後援会(清水一城会長)が、ジム所在地にある倉敷市民会館で開催。より幅広い層にきてもらいたい―と、今回は飲食を伴なわない集会形式で企画され、小学生らも含む約600人が来場した。

 阿久井や守安竜也会長が勝利の報告を行うとともに、グッズ類の当たる抽選会や地元アーティストの熱唱ライブなど、イベント的な要素も盛り込んで進行。会の終盤に祝勝の記念品が次々と贈呈され、受け取った阿久井は「次は王座統一に向けて頑張りたい」と新たな目標も掲げていた。

 このほかに阿久井は、岡山で社会貢献を目的とする団体「マルセンスポーツ・文化振興財団」が贈る「マルセン賞」の第21回表彰で、スポーツ大賞に選出(11日発表)された。スポーツや文化の発展に貢献した岡山ゆかりの個人・団体をたたえる、県内では栄誉ある表彰で、大リーガーの山本由伸投手も過去に受賞している。表彰日程は未定。

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