帝尊康輝が劇的な初回逆転KO勝ち WBO-AP・S・ミドル級タイトル獲得
2024年6月25日 19時57分
2024年6月25日 19時35分
25日の「Lemino BOXING フェニックスバトル117」で大橋ジム期待の4選手がB級デビュー。世界ユース選手権金メダルでアマ7冠の坂井優太は圧巻の2回分20秒TKO勝ちで初陣を飾った。
◇バンタム級6回戦
坂井優太(大橋)[TKO2回1分20秒]キム・ジヨン(韓国)
兵庫・西宮香風高出身の19歳、サウスポー坂井が才能の片りんを見せつけた。いきんり左ストレートを決めた坂井は射程の長いジャブとスピード感あふれる動きでキムを圧倒。残り1分10秒、カウンターの右フックでダウンを奪った。立ち上がったキムに対し、パンチを上下に打ち分け、カウンター、ボディ打ちとやりたい放題。キムが辛うじて生き残った。
2回も坂井は変幻自在に攻める。坂井がキムをコーナーに釘付け、連打したところでタオル投入となった。坂井は「試合前から不安とワクワクでいっぱいだった。ちょっと硬かったけど勝てて良かった。フックでダウンを取ったと思うけど手応えはなかった。タイミングが良かったと思う。まだまだ自分のボクシングができなかったので、しっかり練習して次回戻ってきます」と話した。キムは3勝1KO2敗1分。
◇ウェルター級6回戦
田中空(大橋)[TKO1回1分8秒]キム・ドンヨン(韓国)
アマ全日本選手権優勝経験を持つ東洋大出身の“ハマのタイソン”田中がセミセミで初陣。田中がスタートから左フックでキムを攻めた。キムも強打で応じたが、左ダブルから右、左フックとつないでで最初のダウンを奪う。立ち上がったキムに対し、最後は左フックでキムをキャンバスへ。ノーカウントでストップとなった。キムは3勝3KO5敗1分。
◇フライ級6回戦
田中将吾(大橋)[3-0(57-56、58-55×2)]高熊龍之介(松本ACE)
全日本選手権を制するなどアマ6冠、東洋大出身の田中が23年東日本フライ級新人王の高熊とデビュー戦。田中がスタートから積極的に仕掛けたが、これをブロッキングで防いだ高熊がジャブをカウンターで決めると田中がダウン。立ち上がった田中は距離を取ってこのピンチをしのいだ。
田中は2回から再びジャブを軸に豊富な手数で高熊を攻めた。高熊は一発を撃ち込もうとするが、田中の動きについていけない。田中はボディ打ちも交えながら優勢をキープ。しかし5回、高熊がボディ打ち、左フックでいきなり反撃に出る。田中も打ち返して試合がヒートアップ。ともにダメージを感じさせた。
最終回、田中は旺盛な手数で攻め、高熊は好打もあったが、手数が出なかった。高熊は8勝3KO3敗。
◇フェザー級6回戦
大橋蓮(大橋)[TKO1回2分34秒]アタッチャイ・プラソエトリ(タイ)
東京農大で全日本選手権、国体を制したサウスポー大橋は右ジャブをよく突いて左につなげた。ラウンド後半、得意の左ストレートでグラつかせると、最後はアッパーか左を叩き込んでアタッチャイを沈めた。アタッチャイは4勝2KO3敗。
◇49.9キロ6回戦
北野武郎(大橋)[TKO4回2分2秒]ウッティチャイ・モントゥリ(タイ)
サウスポーの北野は様子をうかがいながら慎重な立ち上がり。ウッティチャイは2回、ペースアップして右ボディストレートで攻め、北野は右フックをヒットした。
北野は3回、左ストレートを立て続けに決めてウッティチャイにダメージを与える。4回、北野は右フックでダメージを与え、さらに左を追撃してダウンを奪う。最後は右アッパーから左で2度目を追加してフィニッシュした。北野は6勝3KO1分。ウッティチャイは3勝2KO2敗。
2025年1月12日 21時18分
2025年1月12日 20時00分
2025年1月12日 19時44分
2025年1月11日 21時28分
2025年1月9日 18時40分
2025年1月8日 23時43分