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井上尚弥&井上拓真 7.15エキサイトマッチで東京ドーム防衛戦を自己解説 次戦に向けスパー開始

2024年6月28日 17時00分

 S・バンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)とWBAバンタム級王者の井上拓真(同)が28日、兄弟でWOWOWエキサイトマッチSPの収録に臨んだ。それぞれが5月6日、東京ドームで行った自らの世界タイトルマッチを解説した。番組は7月15日午後9時からWOWOWライブで放送される。

井上尚弥(左)と井上拓真

 4万3000人を集めた東京ドームでは、尚弥が元2階級制覇王者のルイス・ネリ(メキシコ)に6回1分22秒TKO勝ち。拓真が指名挑戦者の石田匠(井岡)に3-0判定勝ち(118-109×2、116-111)を収めた。

 番組で尚弥は、「アッパーを打ちたいときは手首を緩めたい。ストレート系を打ちたいときは手首を固めたい。今回は固めた」とバンデージへのこだわりを解説。4ラウンドの挑発については「ネリに対してというよりは会場全体を一体化させるという意味があった」と説明した。兄弟で互いのボクシングを分析するなど、兄弟ならではのトークも多く飛び出した。

 収録後に取材に応じた尚弥は秋の次戦について「来月のどこかで発表できると思う」とした上で、「昨日からスパーリングを始めた。スパー始めとしてはいい出来だった」と日本フェザー級6位のサウスポー中野幹士(帝拳)とスパーリングをした感想を語った。

 また、WBAから指名試合の通達が出ていることに関しては、「ベルトにこだわりはないのではく奪というならそれでいい。試合の価値と、自分どういうパフォーマンスをするかが大事」とのスタンスを示した。

 2月、5月と短い期間で試合をこなした拓真も来週からスパーリングを始める予定で、「年内には次の試合をしたい」と次戦は少し間隔をあける模様。WBC王者、中谷潤人(M.T)との統一戦については、「お互い統一戦を望んでいるので勝ち続ければ対戦すると思う。決まれば楽しみ」と歓迎した。

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