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リング誌が5年後のPFPランキングを大胆予想 中谷潤人が3位、1位ジャロン・エニス

2024年7月2日 11時31分

 パウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングで注目を集めるリング誌が今から5年後、2029年のPFPランキングを大胆に予想。日本の中谷潤人(M.T)を3位にランクした。

7月20日に防衛戦が迫る中谷

■リング誌2029年パウンド・フォー・パウンド・ランキング
1位 ジャロン・エニス(米)
2位 ジェシー・ロドリゲス(米)
3位 中谷潤人(M.T)
4位 ジャイ・オペタイア(豪)
5位 アブドラ・メイソン(米)
6位 アンディ・クルス(キューバ)
7位 キーション・デービス(米)
8位 デビッド・ベナビデス(米)
9位 デビッド・モレル(キューバ)
10位 ジェニベク・アリムハヌリ(カザフスタン)

 5年後の世界とは、現在のボクシング界を牽引する2階級で4団体を統一した井上尚弥、オレクサンドル・ウシク、テレンス・クロフォードがいなくなった近未来の世界のお話。1位はIBFウェルター級王者のエニス、2位がフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)を下したばかりのWBC・S・フライ級王者“バム”ロドリゲスとなった。

 ヘビー級が見当たらないと思いきや、IBFクルーザー級王者オペタイヤがヘビー級に進出して活躍するという予想。17歳でトップランクにスカウトされ、デビューから13連勝中のライト級ホープ、20歳のメイソンが5位というあたりはなかなか興味深い。

 日本勢から唯一ランク入りしたのが現在のPFPランキング10位の中谷だ。5年後に31歳となる中谷は井上の後継者と位置づけられ、リング誌は架空のストーリーを作り上げた。

 それは、バンタム級からフェザー級まで3階級で比類なき王者となった井上は26年大みそかに中谷と対戦、TKO勝ちを飾ってその伝説を確固たるものとして引退する。そしてプロ初黒星を喫した中谷は井上と戦うために上げたフェザー級からS・バンタム級にクラスを落とし、破竹の勢いで4団体統一を成し遂げる――というものだ。

 あくまで創作であり、遊び心をまじえた記事なのだが、まったくあり得ないとも言い切れないあたりがこの企画の肝と言えるだろう。もちろんこのランキングに入っていない選手が台頭する可能性も大いにある。5年後に、このランキングがどれほど現実と合致しているか確認するのが楽しみだ。

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