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井岡一翔と2団体統一戦のマルティネス 勝って田中恒成とのS・フライ級3団体統一戦に興味

2024年7月3日 14時46分

 7日の両国国技館でWBA王者の井岡一翔(志成)とのS・フライ級2団体統一戦に挑むIBF同級王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)が3日、都内の志成ジムで練習を公開した。

ベルトにはあこがれのマイク・タイソン氏のサイン。先月ラスベガスで会うことができた

 マルティネスはラスベガスで20日間のキャンプを張り、ビザ取得のため一度アルゼンチンに帰国してから来日した。それでも疲れた様子は一切なく、開口一番「厳しい練習をしてきたおかげで体調は完璧。体重もリミットに近い」と好調をアピールした。

 生まれ育った地区の名門サッカーチーム、ボカ・ジュニアーズと愛する日本のアニメ「ドラゴンボール」のカラーをイメージして髪を染めたというマルティネスは、写真撮影でもドラゴンボールのポーズを取るなど終始ご機嫌だった。

 週末の大一番については「戦争のような試合になる」など具体的な発言を避けたが、家族の話題になると、12人きょうだいの7番目であること、ボカ地区の長屋で育ったこと、自分は11歳と9歳の娘の父親であることなどをていねいに説明。「母のために家を買いたい。今回の試合でその夢に一歩近づく」と目を輝かせた。

 先週末、ジェシー“バム”ロドリゲス(米)がWBC王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)を下して王座交代、S・フライ級戦線が熱くなっている。ロドリゲスが統一戦の勝者との対戦を望んでいることについては、「勝ってバムとやりたいが、田中とよりやりたい」と自らWBO王者田中恒成(畑中)の名前を出した。「条件のいい方と」とファイトマネーを重視する考えだが、「日本は気に入っているので、日本でやりたい」と親日ぶりもアピールした。

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