WBA世界S・バンタム級1位の亀田和毅（TMK）は現在メキシコに滞在中。4月30日（日本時間1日）には現地で地域の子どもたちを集め、第1回「TMKキッズ大会」を開催した。

　TMKジムからの連絡によると、この日はボクシング大会を催し、プレゼントを配り、食事会を開いた。また優秀選手賞を獲得したキッズはTMKジムの契約選手になることも可能だという。亀田は「少しでもメキシコと日本の懸け橋になれるよう頑張りたい」とコメントを寄せた。

　「日本のキッズをメキシコに連れて行き、ボクシング大会に参加したり、子どもたちにいい環境でトレーニングをさせてあげて、本気で世界チャンピオンを目指す子どもたちを生活環境に分け隔てなくボクシング界の頂まで育てていけたら」とも亀田は話す。次回は日本でも子どもたちのためのイベントを開催したいという。

　世界返り咲きを狙う亀田は現在、WBA新チャンピオンのマーロン・タパレス（比＝IBF王座も保持）へのチャレンジを目指している。4月8日にタパレスがムロジョン・アフマダリエフ（ウズベキスタン）を破ったタイトルマッチもアメリカにまで視察に行っていた。