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井上がWBC王者エルナンデスに挑戦、史上最短6戦目

2014年2月13日 16時42分

 東洋太平洋L・フライ級王者の井上尚弥(大橋)が4月6日の大田区総合体育館でWBC同級王者アドリアン・エルナンデス(メキシコ)に挑戦することが決まった。大橋ジムが13日、都内で記者会見を開いて発表した。

井上が史上最短6戦目で世界挑戦
左から父真吾トレーナー、井上、八重樫、大橋会長

 日本、東洋を最短タイ記録で獲得した20歳のスーパールーキー井上がプロ6戦目で世界にアタックする。もし世界獲りに成功すれば、WBA世界L・フライ級王者の井岡一翔(井岡)が打ちたてた7戦目を上回る国内世界奪取最短記録だ。

 記者会見した井上は「記録となる6戦目で挑戦できることに感謝したい。必ず勝って恩返しをしたい」と決意表明。「12ラウンドをフルに動けるスタミナをつけて、スパーで調整して仕上げたい」と試合までのプランも口にした。

 王者エルナンデスは8日メキシコで4度目の防衛を成功させたばかり。わずか2ヵ月弱の試合間隔で日本に乗り込むあたり、井上戦への自信を感じさせる。エルナンデスについて井上は「長身でパワーもあって、けっこうファイターだと思う」と分析。試合間隔が短いことについて「僕のことをなめていると思う」とした上で「(エルナンデスは)決して打たれ強くはない。ヒットアンドアウェイをして、チャンスがきたときにしっかり仕留めたい」と試合イメージを語った。28歳エルナンデスの戦績は29勝18KO2敗1分。

4月6日に出場する左から拓真、尚弥、八重樫、細野、松本

 4月6日は八重樫と井上のダブル世界タイトルマッチ、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)のフライ級10回戦のほかにも豪華カードが用意された。3度目の世界挑戦を目論む細野悟(大橋)は緒方勇希(角海老宝石)との日本フェザー級王座決定戦に出場。9勝8KO無敗のホープ松本亮(大橋)は元世界ランカーの久高寛之(仲里)とS・フライ級8回戦。井上の弟の拓真(大橋)はデビュー2戦目で世界ランカーと対戦する予定だ。試合の模様はフジテレビ系列で放送される。

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