痛烈KO負けの前王者ロペスが脳内出血 選手生命終焉の危機
2024年8月21日 10時12分
2024年8月21日 10時04分
井上尚弥-TJ・ドヘニーの世界S・バンタム級タイトル戦(9月3日・有明アリーナ)が2週間後に迫っているが、同じリングで行われるWBO世界バンタム級タイトル戦も注目カードだ。チャンピオンの武居由樹(大橋)が現1位で元WBC世界フライ級チャンピオンの比嘉大吾(志成)の挑戦を受ける。
「武居はマロニー戦で不利と言われ、自分もそう言ったが、実は絶対的に自信があった。今回の比嘉選手のほうがはるかに強敵だと思っている。試合はおそらくすごい激闘になってKO決着になる」とプロモーターでもある大橋秀行・大橋ジム会長がこう予言した。
武居は20日、所属の大橋ジム(横浜)で公開練習に臨んだが、シャドーボクシング1ラウンド、サンドバッグ打ち1ラウンドのみ。これはメディアの撮影向けで、その前に行われた記者会見では試合に向けてしっかりとチャンピオンの自信をアピールした。
チャンピオンになって成長したかと問われると「マロニー選手に勝ってすごく自信がついた。チャンピオンになった責任感をもって練習に真剣に取り組んできた。全体的にレベルアップしたと思っている」と武居。
そのそばから八重樫東トレーナーが「そんなに変わらないですよ」と言って笑わせたが、「立場が人をつくる場合もあるが、元々K-1の世界チャンピオンとしてやってきた人間なので、何が変わるわけでもない」。続けて「練習に対する気持ちは変わらずに、まだまだ伸びしろがある」と、こちらが言いたかったことだったようだ。
武居は「八重樫さんから(比嘉には)くせがあるとも聞いている。強いパンチを自分の距離から当てて行きたい」と試合の抱負を口にした。ジムの先輩井上尚弥と一緒の練習では「当てないマス」もやり、打倒比嘉のアドバイスももらったという。
王座獲得戦では最終12回には突如失速状態に陥りピンチを招いたが「ガス欠のように見えたが、原因は別。元々武居はスタミナがある選手です」(八重樫氏)「あれはグリコーゲンの枯渇だった」(比嘉のトレーナー、野木丈司氏)と、両陣営ともガス欠説を否定した。
これまで試合前にケガをすることが何度もあった武居だが、今回はそれがないだけでも仕上がりが順調に行っている証拠。体重調節もバンタム級リミットまで「あと4キロ」と言うから、こちらも順調のようだ。
K-1からボクシングに転向し不敗の9連勝8KOの武居に対し、比嘉も15連続KOの日本タイ記録を樹立した選手。ともにKO率が90%前後のハードヒッター同士だけに誰もがKO必至と予想する。武居本人もこれを確信して「お互いKOを狙う選手なので、絶対にKO決着だと思う。自分だけがいいパンチを当てて、倒し切りたい」と必勝宣言をした。
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