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アルバラード兄が世界2位をKO

2014年2月17日 14時15分

 昨年大みそか、大阪でWBA世界L・フライ級チャンピオン井岡一翔(井岡)に挑戦して敗れたフェリックス・アルバラードの双生児兄弟レネ・アルバラード(ニカラグア)が敵地メキシコで番狂わせを演じた。15日(日本時間16日)プエルトバジャルタで、WBCフェザー級2位ロビンソン・カステリャノス(メキシコ)が保持するWBCシルバー王座に挑み、9回KO勝ちを飾った。

アルバラード兄が世界2位をKO(ボクシングニュース)
カステリャノスに襲い掛かるアルバラード(右)

 初回、アルバラードの左マブタをカットさせたカステリャノスが序盤優勢。しかし3回からアルバラードが打撃戦に引きずり込み形勢逆転。カステリャノスが懸命に耐えてラウンドが進行したが9回、ニカラグア人の猛攻撃でコーナーに崩れ、試合終了となった。

 カステリャノス(19勝12KO10敗)は8勝9敗の負け越しから11連勝した叩き上げ選手。2試合前にはアウェーのパナマで元王者セレスティーノ・カバジェロに判定勝ち。WBC1位に上り詰めた。しかし同胞ジョニー・ゴンサレスがアブネル・マレスを破り戴冠後なぜかランクは2位へ下降。それでもこの試合に勝ってゴンサレス挑戦を目指していたが、ご破算になりそうだ。代わってジョニゴンに挑戦を表明したアルバラードは20勝14KO2敗。

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