1位ピカソ、ホバネシアンに大差の勝利 メイウェザーEXは途中でレフェリー交代
2024年8月25日 20時48分
2024年8月24日 23時33分
アマチュアの第78回全日本大学ボクシング王座決定戦が24日茨城県水戸市のアダストリア水戸アリーナで開催された。東西の大学リーグ戦1部優勝校同士が11試合の対抗戦を行った結果、関東の覇者・駒澤大学が関西の覇者・大阪商業大学に10-1の大差をつけて優勝を遂げた。駒大はこの大会2度目の出場にして初優勝。
予想以上の駒大の圧勝だった。ビジターの大商大は手続きのミスもあり軽量級の3試合で不戦敗となる不運のスタート。駒大は初戦L・フライ級で金谷成留が辻本久にフルマークで判定勝ちしたのを皮切りに白星を重ね、ライト級1で中山颯太が柴田錬の攻撃をかわしながら的確な右ストレート、左リードを当てて5-0判定勝ち。不戦勝を除けば3戦目で早々と優勝を決めた。
大商大はL・ウェルター級で丸元大五郎が立川久遠を強打で圧倒し2回開始ゴングが鳴った時点でタオル投入のABD勝ちし一矢報いたが、これがこの日唯一の勝利となった。残る3試合は駒大の重量級陣がいずれも力強い攻撃をみせRSC勝ち。ミドル級も、高校2冠で関西リーグ全勝の川村陸も駒大の勢いを止められず、荒木陽仁のインファイトに応戦したものの好打を許し2回まさかのRSC負け。
試合後のセレモニーが終わると、駒大ボクシング部の部員たちに真っ先に胴上げされたのは中島成雄前総監督(現関東連盟理事長)。駒大はコロナ禍ピークの2021年に関東リーグを初めて制して全日本に進んだが、部員が新型コロナに集団感染する不運に見舞われ、試合の延期を申し入れたものの受け入れられず不戦敗となっていた。それだけに今回の初優勝の喜びもひとしおだったに違いないが、中島前総監督は大会の裏方でもあっただけに「終わってホッとしました」と胸をなでおろしていた。
なお試合後表彰式で3賞も発表され、最優秀選手には勝利を決めた中山颯太、技能賞にはフェザー級の岡聖。敢闘賞には敗れた大商大でひとり気を吐いた丸元大五郎が選ばれた。全11試合の結果は以下の通り。
駒澤大学 10対1 大阪商業大学
LF級 金谷成留 〇 5―0判定 ● 辻永 久
F級 荒竹一真 〇 不戦 ●
B級 平塚駿之介 〇 不戦 ●
Fe級1 岡 聖 〇 RSC1回 ● 高岡賢伸
Fe級2 山口 瑠 〇 不戦 ●
L級1 中山颯太 〇 5―0判定 ● 柴田錬
L級2 平 拳成 〇 5―0判定 ● 辻 愛斗
LW級 立川久遠 ● RSC2回 〇 丸元大五郎
W級 川上真生 〇 RSC3回 ● 古澤秋裕
LМ級 桐越 舜 〇 RSC3回 ● 荷宮大翔
M級 荒木陽仁 〇 RSC2回 ● 川村 陸
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