山中慎介vs.入江聖奈 レジェンド対決実現
2024年9月23日 2時33分
2024年9月23日 2時18分
22日、フィリピンのメトロマニラ、マンダルヨン市のマンダルヨン・シティ・カレッジでWBC世界ミニマム級タイトルマッチが行われ、チャンピオンのメルビン・ジェルサレム(比/104.8ポンド)が同級1位のルイス・カスティージョ(メキシコ/104.8ポンド)に12回3-0判定勝ち。今年3月、名古屋で重岡優大(ワタナベ)から奪った王座の初防衛に成功した。スコアは120-107が2者に118-109。
現地時間13日フィリピン入りしたカスティージョは、昨年6月から1位に在位する指名挑戦者。上背で勝る挑戦者は右手を大きく動かしながら様子を探るが、王者は冷静に対応し右ボディーストレートなどを打ち込む。初回2分過ぎ、王者が右ストレートをアゴに好打して早くもダウンシーンが生まれた。日本の福地勇治レフェリーのカウント8で再開に応じたカスティージョはクリンチでゴングに逃げ込んだ。
2ラウンド以降、右ストレートを軸に優勢に試合を進める王者ジェルサレム。カスティージョは4ラウンドあたりから回復を見せ、手数を増やして前に出始めるが、5ラウンドは再び王者が右ストレートなど有効打数で上回る。
試合は激しい攻防が続いて終盤に突入するが、ポイントでは、上下の打ち分けなど有効打で王者優勢の印象だった。ジェルサレムは11ラウンド序盤にもボディー連打でカスティージョの動きを止め、リードを広げて試合終了のゴングを聞いている。30歳のジェルサレムは23勝12KO3敗。初の世界挑戦で敗退の27歳、カスティージョは21勝13KO1敗1分。
この日の興行はマニー・パッキアオ氏が主催する、MPプロモーションズの定期興行「BLOW BY BLOW」。セミファイナルのフェザー級10回戦は元IBF世界S・フライ級王者のジェルウィン・アンカハス(比/125.2ポンド)が元IBFパンパシフィック・バンタム級王者のスックプラサード・ポンピタック(タイ/125.2ポンド)に5ラウンド失格勝ちを収めた。
キャリア最重量56.78キロのアンカハスは、慎重な立ち上がり。初回2分すぎに右フックをアゴにクリーンヒットしスックプラサードが早くも尻もちをつくダウン。スックプラサードは深いダメージを感じさせずに再開に応じたが、初回からクリンチで体を預け、押し倒す場面があり、ダウン後にもキャンバスに2人は倒れ込む。
3ラウンドにレスリング行為でスックプラサードに減点1が科された。4ラウンド序盤にも再びスックプラサードがアンカハスを投げ倒すと、レフェリーがタイムを掛け、口頭での厳重注意。ラウンド終盤、アンカハスの左ストレートでスックプラサードの腰が落ちる。5ラウンドに入ると続けざまにスックプラサードのラフな行為が目立ちはじめる。
前に出るもののパンチが伴わずタックルに近い動きを見せるスックプラサードに観客からブーイングも増え、ラウンド中盤にスックプラサードが再び揉み合い中のアンカハスを投げ倒したところでレフェリーが失格を宣言している。
WBAバンタム級8位、32歳のアンカハスは35勝23KO4敗2分。今年2月に両国国技館で井上拓真(大橋)に9回KO負けを喫して以来のリングだった。36歳のスックプラサードは30勝20KO20敗。ちなみに来日戦績は5戦全敗。
セミセミのスーパーバンタム級8回戦、ガブリエル・サンティシマ(比/121ポンド)はジェロ・バカルソ(比/120ポンド)に2ラウンド2分8秒KO勝利。
開始から的確なパンチで主導権を握ったガブリエルが2ラウンド、右フック一発で試合を終えた。サウスポーのガブリエルは来日経験を持つ元WBOオリエンタル・スーパーバンタム級王者、ジェオの弟。戦績を6勝5KO1分とした。敗れたバカルソは6勝4KO6敗2分。
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