IBFウェルター級王者エニスがチュカジャンと再戦締結 同じリングでバムvs.ゲバラ
2024年9月23日 11時48分
2024年9月23日 2時33分
元プロのWBC世界バンタム級王者山中慎介さん(42歳)が東京五輪の金メダリスト、入江聖奈さん(24歳)と対決!? アマチュアとプロのレジェンド対決は22日、長野県佐久市総合体育館で開催中の第4回全日本マスボクシング選手権大会の特別アトラクションとして実現したものだ。
この日は早朝にもかかわらず、アマチュアの試合会場には珍しく大勢の観客が見守る中、2人の対決が始まった。もちろん、直接パンチを交換したのではない。パンチを当ててはダメというマスボクシングのルールで1ラウンド3分×3ラウンド(インターバル30秒)をしっかりとこなし、場内から大きな拍手を浴びた。
互いにぶっつけ本番でリングに上がっただけに、慣れないためか山中さんの“ゴッドレフト”が入江さんの体に触れて主審から警告を受ける場面も。一方の入江さんのパンチが山中さんに届いたことも何度か。後で入江さんは「4回も注意された」と、主審を務めたレフェリーに不満をもらしたが、もちろんこれは冗談。美坂穂香主審は入江さんが現役時代に対戦したこともある仲である。
2人の模範試合が終了後、山中さんはハーハーと息をこらしながらインタビューに応じ、「ゴングが鳴ったら、完全に(相手が)女性だということを忘れてしまっていました」と場内を笑わせ、「よく動くし、技術も感じた」と五輪金メダリストの入江さんを称えていた。
一方の入江さんは「パンチは当たらなくても重圧がすごくて、オリンピックよりも厳しいストレートが飛んできた」と語り、「左を打つ前の“前の手”がメチャメチャうまかった」と指摘。そしてこの日の山中さんとの手合わせを感謝していた。
2人の共通の感想は「やっていて楽しかった」。マスボクシングの面白さを改めて感じたという。マスボクシング普及委員長の矢代義光さん(元プロ日本S・フェザー級王者)は「2人が真剣勝負でやってくれたので、みんな喜んでくれた。すごい力を貸してくれました」と、マスボクシングの今後にもいい手ごたえを感じていた。
ボクシング普及の一環として日本連盟の肝いりでスタートしたこの大会も今年が4回目。全国から予選を勝ち抜いた279選手が参加し、明日の最終日までに6カテゴリ38階級のチャンピオンが決まる。
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